石川県は、アニメの舞台になった場所が3つの地域に分かれています。金沢市街、湯涌温泉、七尾市。それぞれ別の作品です。

まとめて回れる距離ではないので、どれを見に行くかを先に決めるほうが計画が立ちます。

距離と所要時間から組んだ聖地巡礼のモデルコースは別にまとめました。金沢市街は徒歩6.2kmで1日、湯涌温泉は半日、七尾は別日、という組み方です。

なお、この記事では石川県の公式観光サイトが紹介している場所を中心に書きます。ファンの方が個人で特定した場所も多数ありますが、公式に案内が出ている場所のほうが、訪ねる側としても安心だからです。

1. 金沢市街 ─ ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

尾山神社(金沢市)
尾山神社(金沢市)

金沢市街が舞台です。石川県の公式観光サイト「ほっと石川旅ねっと」が聖地巡礼のレポートを掲載していて、そこで紹介されている実在の場所があります。

兼六園・金沢城周辺

  • 兼六園
  • 金沢城公園 玉泉院丸庭園
  • 金沢城 石川門
  • 尾山神社

金沢の中心部で、歩いて回れる範囲です。兼六園はひと回り1時間金沢城公園は入園無料です。尾山神社は神門のステンドグラスで知られます。

茶屋街・街並み

  • ひがし茶屋街
  • 主計町茶屋街
  • 懐華樓
  • 長町武家屋敷跡界隈
  • 竪町商店街

主計町ひがし茶屋街は浅野川を挟んで近い距離にあります。竪町商店街は香林坊の近くで、観光地というより地元の商店街です。

施設

  • 石川県立図書館(百万石ビブリオバウム)
  • 石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)
  • 金沢港大野からくり記念館
  • 健民スポレクプラザ(県内唯一のアイススケートリンクがある施設)
  • 八百萬本舗
  • てらまちや 風心庵
  • 自遊花人 水引ミュージアム
  • アピナ野々市バッティングスタジアム(野々市市)

この並びが、この作品の特徴です。兼六園のような定番だけでなく、県立図書館やスケートリンク、バッティングセンターといった地元の人が使う場所が入っています。

金沢市内の移動はレンタサイクルが効きます。主要な場所が半径2〜3kmに収まっているためです。ただし金沢港や野々市は離れているので、そこは車かバスになります。

2. 湯涌温泉 ─ 花咲くいろは

湯涌温泉(金沢市)
湯涌温泉(金沢市)

金沢の中心部から車で約30分、山あいにある湯涌温泉が主なモデル地です。

そして、この作品には現実に続いている祭りがあります。

湯涌ぼんぼり祭り

作中に出てくる「ぼんぼり祭り」を、現実の湯涌温泉で開催しているものです。2011年から続いています。

ぼんぼりの設置毎年7月ごろから、約300基
本祭り10月の連休ごろ
場所温泉街入口〜湯涌稲荷神社〜玉泉湖の約500m
内容神迎え式、神送り行列、のぞみ札のお焚き上げ

のぞみ札は願いを書いた札で、祭りの日に玉泉湖でお焚き上げされます。作中の設定を、現実の神事として行っているものです。

2025年10月18日に第13回が開催され、来場は約3,500人でした。日程は年によって変わるので、行く年の発表を確認してください。

アニメをきっかけに生まれた祭りが、10年以上続いているというのは、聖地巡礼の中でも珍しい例です。作品を知らなくても、祭りとして見る価値があります。

湯涌温泉は日帰り温泉としても行けます

3. 七尾市 ─ 君は放課後インソムニア

七尾の街なか
七尾の街なか

能登の入口、七尾市が舞台です。

七尾は和倉温泉の玄関口でもあり、能登に入る前に半日使える町です(七尾の観光)。金沢から電車でも車でも1時間ほどかかります。

七尾駅前の商業施設で被災地応援のイベントが行われるなど、震災のあとも作品と町の関わりが続いています。

能登を訪ねる際の考え方は能登はいま行っていいのかにまとめました。行き先ごとに状況が違うので、個別に確認してから行ってください。

回るときに気をつけたいこと

ひがし茶屋街(金沢市)
ひがし茶屋街(金沢市)

聖地巡礼は、そこに生活している人がいる場所を訪ねる行為です。石川の場合、特に次の点があります。

  • 住宅・私有地に入らない。街並みが舞台になっている以上、人が住んでいる建物が含まれます
  • 茶屋街は道が狭い。立ち止まって撮影すると通行の邪魔になります。朝の時間帯が空いています
  • 神社は参拝の場所。湯涌稲荷神社も含め、行事の最中は特に配慮が要ります
  • 能登は復興の途中。被災した場所を撮りに行くことと、作品の場所を訪ねることは分けて考えてください

3つを1日で回れるか

回れません。

  • 金沢市街 → 湯涌温泉:車で約30分
  • 金沢市街 → 七尾:車でも電車でも約1時間

金沢市街だけなら1日で回れます。湯涌を足すなら1日半。七尾まで行くなら2日は要ります。

1日・2日・3日それぞれのルートは別記事にまとめています。宿は、金沢市街に泊まって湯涌を日帰りにするか、七尾に泊まるかで分かれます。

まとめ

  • 石川のアニメ聖地は金沢市街・湯涌温泉・七尾市の3つに分かれる
  • 金沢市街(蓮ノ空)は、県の公式観光サイトが実在の場所を紹介している。県立図書館・スケートリンク・バッティングセンターなど、地元の場所が多い
  • 湯涌温泉(花咲くいろは)には、2011年から続く湯涌ぼんぼり祭りがある。本祭りは10月ごろ、のぞみ札のお焚き上げ
  • 七尾市(君は放課後インソムニア)は能登の入口。金沢から1時間
  • 3つを1日では回れない。全部見るなら2日
  • 住宅・私有地に入らない。茶屋街は朝が空いている

Sightseeing

この記事に出てくる観光スポット

本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。

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