羽咋市は能登半島の付け根にある市で、金沢から能登へ向かう道の最初の立ち寄り先になる土地です。羽咋の観光でおすすめとして名前が挙がるのは、砂浜を車で走れる千里浜なぎさドライブウェイ、能登國一宮の氣多大社、五重塔の妙成寺、本物の宇宙機材を並べるコスモアイル羽咋の4か所。どれも市内にあり、1日で回れる距離に収まります。
4か所の料金・休み・羽咋駅からの時間と、1日の組み方、秋から冬の行事をまとめました。料金と時間は2026年9月時点の公式の案内で確かめたものだけです。
羽咋の観光はこの4か所で組める
金沢駅から羽咋駅まではJR七尾線で、特急なら約40分、普通電車なら約1時間(妙成寺とコスモアイル羽咋の公式の案内)。車なら、のと里山海道の千里浜ICを降りてすぐの道の駅のと千里浜が拠点になります。
| 行き先 | 羽咋駅からの手段 | 羽咋駅から(分) | 大人料金(円) |
|---|---|---|---|
| コスモアイル羽咋(宇宙科学展示室) | 徒歩 | 8 | 500 |
| 道の駅のと千里浜 | タクシー | 5 | 無料 |
| 氣多大社 | 車 | 10 | 無料 |
| 妙成寺 | 車 | 20 | 500 |
千里浜なぎさドライブウェイも通行料はかかりません。有料なのは妙成寺の拝観とコスモアイル羽咋の2か所だけです。休みはコスモアイル羽咋が毎週火曜(祝日の場合は翌平日)、妙成寺は年中無休。火曜に羽咋へ行くなら、コスモアイル羽咋は外して組んでください。
千里浜なぎさドライブウェイ:通れるかは波で決まる

全長約8kmの砂浜を、普通の車でそのまま走れる道です。羽咋市の案内では、砂粒が約0.2mmとそろっていて、水を含むと固く締まるので車が走れます。
大事なのは、行けば必ず走れるわけではないことです。西寄りの風が吹いて波が走行路まで寄せると、石川県が通行を止めます。逆に、波さえ高くなければ雨でも雪でも通れると市は案内しています。冬は閉まる日が増えるので、当日の朝に市の交通規制のページかライブカメラで確かめてから向かってください。通行止めの条件と走り方は別の記事にまとめています。
金沢方面からの入口は今浜ICです。
走ったあとは車の下に砂と海水が残ります。道の駅のと千里浜には、ボタンを押すと約1分、車体の下を井戸水で流すタイヤ専用のシャワーがあり、無料で使えます(営業時間内の利用を推奨)。
氣多大社と妙成寺:能登國一宮と五重塔

能登國一宮の氣多大社は、天平20年(748年)に大伴家持が参ったと万葉集に出てくる古社で、縁結びの神として知られます。本殿の裏に広がる「入らずの森」は国の天然記念物で、中には入れません。神社の案内では祈願の受付は8時30分から16時まで。参拝は通常無料で、無料駐車場は300台。
神社は2024年の地震で本殿など国の重要文化財3棟が損傷したと公表しています。市の案内にもあるとおり、文化財がいつでも見られるわけではありません。
内陸の滝谷町にあるのが、日蓮宗の本山、妙成寺です。1294年の開山で、五重塔を含む10棟が国の重要文化財。五重塔は市が「北陸随一」と紹介しています。寺の公式の拝観案内では、大人(高校生)500円・小中学生300円、年中無休で、4月から10月は8時から17時、11月から3月は8時から16時30分。無料駐車場は100台あります(羽咋市の案内)。
地震の影響で見られない建物があるかは寺の公式サイトに記載がないので、目当ての建物があれば電話(0767-27-1226)で確かめてから向かってください。
コスモアイル羽咋:駅から歩ける宇宙の博物館

羽咋駅の東口から歩いて8分のところにあるのが、宇宙科学博物館コスモアイル羽咋です。公式は、海外の本物の宇宙機材を多く展示していることを最大の特長に挙げています。アポロ司令船やヴォストーク宇宙カプセル、月の土などが並び、宇宙開発の歴史を入口から順に追えます。「UFOのまち」羽咋の由来も館内で探せます。
開館は8時30分から17時(最終入場16時30分)、休館は毎週火曜(祝日の場合は翌平日)。2026年9月時点の公式の料金は次のとおりです。
- 宇宙科学展示室:大人(高校生以上)500円、小中学生250円
- コスモシアター:大人500円、小中学生300円
- 展示室とシアターのセット:大人900円、小中学生450円(幼児はいずれも無料)
千里浜が通行止めの日や雨の日の行き先になります。
羽咋観光を1日で回るなら
車があれば1日で回れます。千里浜は当日の波しだいなので、通行止めの場合の順番も決めておくと崩れません。
- 車の日:千里浜IC → 道の駅のと千里浜 → 千里浜なぎさドライブウェイ → 氣多大社 → 妙成寺 → コスモアイル羽咋
- 千里浜が通行止めの日:コスモアイル羽咋 → 氣多大社 → 妙成寺 → 道の駅のと千里浜
- 電車の日:羽咋駅 → コスモアイル羽咋(徒歩8分)→ 氣多大社と妙成寺はタクシーか路線バスで
氣多大社の祈願の受付は16時まで、妙成寺の拝観は冬なら16時30分までなので、寺社は午後早めに入れておくと安心です。千里浜の夕日を見るなら、市は日没の1時間前から浜にいることを勧めています。この先の能登へ抜けるなら、能登半島のドライブルートと能登のいまの営業状況も先に見ておいてください。
夕日まで見てそのまま泊まるなら、浜側の宿は羽咋・志賀の宿に、電車で動く人向けには羽咋駅周辺の宿にまとめました。
羽咋の行事:9月の唐戸山神事相撲と12月の鵜祭
2026年の唐戸山神事相撲は9月23日(水・祝)。羽咋神社の祭神・磐衝別命をしのぶ相撲で、「水なし、塩なし、待ったなし」で知られます。以前は命日の9月25日でしたが、2026年は秋分の日の開催です。会場は羽咋神社と唐戸山相撲場で、取組は午後7時ごろから。すり鉢状の窪地の底に土俵があり、斜面が客席になります。
冬の行事は、氣多大社の鵜祭が12月16日。午前3時から始まり、鵜の動きで翌年の豊凶を占う神事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。年明けの初詣にも氣多大社は候補に入ります。
夏は、2026年の羽咋まつりが8月22日に羽咋駅西口の特設会場で開かれました。
羽咋に泊まるなら
千里浜の夕日を見てから金沢へ戻るより、羽咋に泊まった方が楽です。羽咋市と、隣の志賀町の宿を口コミの多い順に3軒。能登は地震のあと営業を再開した宿と休んでいる宿があるので、空室と営業状況は宿のページで確かめてください。
羽咋と志賀の宿の選び方は羽咋・志賀の宿、駅から近い順は羽咋駅周辺の宿8軒にあります。宿のリンクは楽天トラベルに飛びます。
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
