能登の冬の神事といえば、羽咋市の気多大社(けたたいしゃ)で行われる鵜祭(うまつり)です。
日程は12月16日。観光イベントではなく神事なので、賑やかな祭りを期待して行くと拍子抜けするかもしれません。ただ、能登の冬を体で感じるという意味では、これ以上の機会はそう多くありません。
開催の概要
| 場所 | 気多大社(石川県羽咋市) |
| 日程 | 12月16日 |
| 性格 | 観光イベントではなく神事 |
神事の進行時刻や、その年の実施内容は事前に確認してください。年によって変わることがあり、また未明から早朝にかけて行われる部分もあります。「何時に行けば何が見られるか」は、気多大社に直接確認するのが確実です。
この記事では、行き方と、冬の能登を訪ねるときの実際的な注意をまとめます。
気多大社という場所
能登国一宮として知られる古い社です。縁結びの神社として参拝する人も多く、鵜祭の日以外も参拝できます。
海に近い立地で、冬は風が強い。能登の冬の風は、金沢の市街地とは質が違います。ここは本当に、行ってみないと分からない部分です。
12月の能登へ行くときの注意

鵜祭に合わせて行くということは、12月中旬の能登に行くということです。ここが実質的にいちばん大事な話になります。
天気と道路
雪の可能性があります。金沢市街より能登のほうが積もりやすい地域もあり、道路状況が変わります。
車で行くなら、冬用タイヤは必須と考えてください。「金沢は降っていなかったから」で能登に向かうのは危険です。レンタカーを借りる場合は、冬用タイヤ装着の確認を予約時にしておきます。
車で行くか公共交通にするかの考え方は金沢観光はバスで足りる?にまとめました。
服装
海沿いで、冬で、屋外。この3つが揃うので、街歩きの服装では足りません。
風を通さない上着、手袋、それに足元の防寒。神事は立って待つ時間があるので、じっとしていられる格好で行ってください。目安は金沢の服装は?にありますが、能登はそれより一段上と考えるのが安全です。
日の長さ
12月中旬は日が短い。16時台には暗くなります。能登は街灯の少ない道もあるので、帰りの運転時間を明るいうちに組んでおくと安心です。
羽咋まわりで、あわせて回れる場所

羽咋には千里浜なぎさドライブウェイがあります。砂浜を車で走れる、全国的にも珍しい道路です。
ただし冬は波が高く、通行止めになることがあります。行く前に通行の可否を確認してください。夏の印象で行くと、まったく違う顔をしています。
能登方面の宿は石川の宿の選び方にエリア別でまとめました。冬の能登は日帰りだと移動が慌ただしくなるので、泊まりで組むほうが無理がありません。
冬の能登に行く意味

正直に書くと、冬の能登は観光しやすい季節ではありません。天気は悪く、日は短く、道は雪の可能性がある。
それでも、この時期にしかないものがあります。カニです。11月6日の解禁から漁期が続き、香箱ガニは12月29日で終わります。詳しくは石川のカニ解禁は11月6日に書きました。
神事を見て、海の風に吹かれて、宿でカニを食べる。その組み立てなら、12月の能登は十分に価値があります。
まとめ
- 鵜祭は12月16日、羽咋市の気多大社
- 観光イベントではなく神事。進行時刻はその年の内容を直接確認する
- 12月の能登は雪の可能性。車は冬用タイヤが前提
- 服装は金沢の街歩きより一段上。海沿い・屋外・冬
- 日が短いので、帰りは明るいうちに
- 千里浜なぎさドライブウェイは冬は通行止めのことがある
行くと決めたら、日程・進行・道路状況の3つを直前に確認してください。冬の能登は、その手間をかける価値のある場所です。
Sightseeing
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本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
