石川の紅葉というと兼六園の名前が先に出ますが、加賀のほうが少し早く色づきます。小松の那谷寺と、山中温泉の鶴仙渓。この2か所は同じ日に回れる距離にあります。
金沢の見頃が11月中旬から下旬なのに対して、こちらは11月上旬から中旬。旅の日程が11月前半に寄っているなら、加賀のほうが確実です。
見頃の目安
| 場所 | 見頃 |
|---|---|
| 那谷寺(小松市) | 11月上旬〜中旬 |
| 鶴仙渓(加賀市・山中温泉) | 11月上旬〜中旬 |
| 参考:兼六園(金沢市) | 11月中旬〜下旬 |
同じ石川県内で2週間ほどずれます。「石川の紅葉」とひとくくりにせず、行き先ごとに時期を見るのが大事です。
なお、この見頃は例年の傾向からの目安です。その年の気温で前後します。近年は全国的に紅葉が遅れる傾向があるので、直前に現地の状況を確認してから動くほうが確実です。
石川全体の紅葉の時期と宿は石川の紅葉2026にまとめました。
那谷寺(小松市)

奇岩の岩肌と、そこに重なる紅葉が特徴の寺です。境内が広く、歩いて回る前提の場所になります。
紅葉の時期は参拝者が増えるので、朝のうちに行くのが落ち着いて回るコツです。昼前後は駐車場も混みます。
小松の宿に泊まって回るなら小松の宿にまとめてあります。粟津温泉と小松空港まわりで選ぶ形です。
鶴仙渓(加賀市・山中温泉)

山中温泉を流れる大聖寺川の渓谷です。川沿いの遊歩道を歩きながら紅葉を見る形になります。
那谷寺が「境内を歩く」のに対して、こちらは「渓谷を歩く」。同じ紅葉でも体験がまったく違うので、2か所回っても飽きません。
遊歩道は起伏があります。歩きやすい靴で行ってください。雨の日や雨上がりは足元が滑りやすくなります。
1日で回るなら、どちらを先に
車での移動が前提です。
那谷寺を朝に、鶴仙渓を午後に。この順番をおすすめします。理由は2つあります。
- 那谷寺は午前のほうが空いている
- 鶴仙渓のあとに山中温泉に入れる、または泊まれる
逆にすると、渓谷を歩いたあとに広い境内を歩くことになり、午後の疲れた足には少しきつい。
山中温泉の宿を含めた加賀温泉郷の選び方は加賀温泉郷は4つあると加賀温泉郷の宿に書きました。山代・山中・片山津・粟津で性格が違うので、どこに泊まるかは先に決めておくといいです。
車で行くか、電車で行くか
この2か所を1日で回るなら、車が前提です。公共交通で両方は現実的ではありません。
金沢を拠点にするなら日帰りできる距離です。ルートの考え方は金沢から日帰りで行ける場所にまとめました。
レンタカーが要るかどうかの判断は金沢観光はバスで足りる?を参考にしてください。加賀方面に出るなら車、金沢市内だけならバス、というのが大まかな線引きです。
11月の加賀は、天気が変わる
北陸の11月は晴れが続きません。朝晴れていても午後に降る、ということが普通にあります。
紅葉を見に行く日は、傘を前提に組む。雨の渓谷は足元が危ないので、鶴仙渓の遊歩道は天候次第で無理をしないでください。
服装の目安は金沢の服装は?にまとめてあります。加賀は金沢よりさらに山寄りなので、もう一枚多めに考えておくと安心です。
紅葉のあとに来る、カニのこと

加賀に行くなら覚えておきたいのが、11月6日のカニ解禁です。紅葉の見頃とほぼ重なります。
11月上旬〜中旬に加賀へ行くなら、紅葉とカニが同じ旅程に収まります。宿の食事にカニが入る時期でもあるので、宿選びの条件が変わってきます。詳しくは石川のカニ解禁は11月6日に書きました。
まとめ
- 見頃は11月上旬〜中旬。金沢より2週間ほど早い
- 那谷寺を午前、鶴仙渓を午後が回りやすい
- 移動は車が前提。公共交通で2か所は難しい
- 鶴仙渓は遊歩道を歩く。靴は慎重に選ぶ
- 11月6日のカニ解禁と重なるので、宿の食事を確認する価値がある
金沢の紅葉より先に色づくので、11月前半の旅なら加賀。そう覚えておくと選びやすいと思います。
写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと
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