2024年3月から、大阪・京都・名古屋と金沢の間に直通列車はありません。大阪からは特急「サンダーバード」、名古屋からは特急「しらさぎ」で敦賀まで行き、北陸新幹線「つるぎ」に乗り換えます。最速は大阪から2時間9分、名古屋から2時間9分。

乗り換えが1回増えたぶん、値段と時間の見方が少し面倒になりました。この記事は、公式が出している所要時間・運賃・乗り換え時間だけで、関西・中京・富山からの行き方を整理したものです。

敦賀で乗り換える。標準の乗り換え時間は8分

JR西日本の発表では、敦賀駅での特急と新幹線の乗り換え標準時分は8分です。サンダーバード・しらさぎは在来線ホーム、つるぎは新幹線ホームで、改札を出ずに乗り換え改札を通ります。8分は「走らなくても間に合う」設計で、接続する列車が決まっています。

本数は、サンダーバードが大阪〜敦賀25往復、しらさぎが名古屋・米原〜敦賀15往復(名古屋発着8往復、米原発着7往復)、つるぎが敦賀〜金沢・富山25往復。朝夕は1時間に2本、日中は1時間に1本の感覚です。

気をつけたいのはサンダーバードが全席指定になったこと。自由席がないので、当日駅に着いてから飛び乗る使い方はできません。しらさぎの名古屋発着便には、米原まで東海道新幹線を使う組み合わせも設定されています。

石川旅プランナー無料・登録不要石川旅行をしっかり決めよう行き先を選んで組み立てる

運賃と所要時間の一覧

金額はJR西日本が敦賀開業時に発表した大人・普通車指定席・通常期の額です。敦賀で乗り継ぐ場合の特急料金は、新幹線と在来線それぞれの特急料金を割り引いてから合算する仕組みなので、単純に2本分を足した額にはなっていません。京都と米原の所要時間は公式発表に最速の記載がないため空欄にしました。

富山〜金沢は同じ北陸新幹線の中で、つるぎが金沢〜富山間を20分強で結びます。乗り換えはありません。

この表の額は2024年3月時点のものです。運賃は改定されることがあるので、出発前にJRおでかけネットの運賃検索で最新額を確認してください。

出発地金沢まで最速運賃+特急料金(指定席・通常期)内訳
大阪2時間9分9,410円運賃4,840円+特急料金4,570円
京都7,720円運賃3,740円+特急料金3,980円
名古屋2時間9分9,080円運賃4,510円+特急料金4,570円
米原6,660円運賃3,080円+特急料金3,580円
富山約23分つるぎで乗り換えなし
石川旅プランナー無料・登録不要何泊で、どう回る?ここで決まる必要な泊数をたしかめる

安くする方法。7日前までに決めると大阪〜金沢は6,710円

JR西日本の予約サイト(e5489)限定で、新幹線と特急をセットにしたチケットレス商品があります。「北陸・関西チケットレス」は大阪〜金沢が6,190円に、サンダーバード区間の運賃2,310円を別途足して8,500円。「北陸・関西チケットレス(早特7)」は利用日の7日前までの購入で4,400円+2,310円の6,710円です。

通常の9,410円と比べると、早特7で2,700円の差。往復で5,400円です。どちらもICカードでの乗車が前提で、乗車区間の運賃は別払いという作りなので、表示額だけで比べないでください。

設定区間・席数・発売期間は年度で変わります。ここに書いた額は2026年3月からの発売分で、公式ページの数字です。

関連:金沢はツアーと個人手配、どっちが得か

石川旅プランナー無料・登録不要宿が決まったら、回り方も決めよう回り方を組み立てる

名古屋からは「しらさぎ」か「新幹線+しらさぎ」か

名古屋〜金沢は、名古屋からしらさぎに乗り通す便と、名古屋〜米原を東海道新幹線で行って米原からしらさぎに乗る便の2種類が時刻表に並んでいます。所要時間の最速2時間9分は、米原〜名古屋間に東海道新幹線を使った場合で算出されています。

乗り換えが敦賀と米原の2回になるぶん速い。乗り換えを減らしたいならしらさぎ通し、時間を詰めたいなら新幹線併用。荷物が多い日は前者が楽です。

着いてからの話と、高速バスという逃げ道

金沢駅 鼓門
金沢駅 鼓門(写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと)

金沢駅に着いたら、観光側は兼六園口(東口)です。周遊バスは東口7番のりばから出ます。駅から兼六園・茶屋街までの距離感は金沢観光の距離感マップに公式の分数を並べてあります。

値段を最優先するなら、大阪・名古屋からは高速バスが安い。金沢への高速バスと新幹線の違いで比べてから決めてください。加賀温泉郷が目的地なら、金沢まで来ずに加賀温泉駅で降りるほうが早い。加賀温泉郷は4つあるので、どこに泊まるかを先に決めておくと駅の選び方も決まります。

関連:加賀温泉郷は4つある

関連:金沢駅は「駅」だけで楽しい


Sightseeing

この記事に出てくる観光スポット

本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。

金沢駅 鼓門ともてなしドーム金沢の玄関口。鼓門の由来ともてなしドームの考え方、人の少ない時間帯をまとめました。ページを見る
兼六園金沢の中心にある日本三名園のひとつ。開園時間と入園料、県民無料の日、早朝無料開放の使い方までまとめました。ページを見る