金沢の観光地のなかで、いちばん「入場料はいくらか」を誤解されているのが長町武家屋敷跡です。

街並みを歩くのは無料

長町武家屋敷跡は、土塀と石畳の道が残っているエリアそのものを指します。施設ではありません。

だから、

  • 歩くだけ … 無料
  • 建物の中に入る … その施設の入場料がかかる

という形になります。門をくぐって料金を払う、というものではありません。

中に入れる施設

代表的なのが武家屋敷跡 野村家です。加賀藩の藩士・野村家の屋敷を復元・保存したもので、内部と庭園を見学できます。

このほかに、休憩館(無料)や資料館があります。休憩館は名前のとおり休める場所で、トイレもあります。歩いていて疲れたらここに入ってください。

長町武家屋敷の営業時間として案内されているのは、この施設ごとの開館時間です。料金と開いている時間は施設ごとに違い、変わることもあります。行く前に確認してください。

所要時間

目安
街並みを歩くだけ30分
野村家に入る+30分〜45分
ゆっくり、写真も撮る1時間30分

旅程に入れるなら1時間を見ておくと足ります。エリアが広くないので、思っているより早く終わります。

香林坊から歩いて5分ほどの場所にあるので、買い物や食事とセットにするのが自然です。

見どころ

加賀友禅
加賀友禅

土塀

長町の見た目を決めているのがこれです。黄土色の土の塀が続きます。

大野庄用水

エリアの中を用水が流れています。金沢には藩政期からの用水が何本も残っていて、大野庄用水はそのうちのひとつです。水の音がする街というのが、長町を歩いたときのいちばんの印象になります。

石畳の細い道

碁盤の目ではなく、わざと曲げてある道です。攻めてくる敵の見通しを悪くするためとされます。地図を見ながら歩くより、迷いながら歩くほうが向いています。

野村家の庭

野村家の見どころは庭です。狭い敷地に水を引き込んで、屋内から見る前提で作られています。

冬だけの風景:こも掛け

12月から3月にかけて、土塀にわらの「こも」が掛けられます。

雪と凍結から土塀を守るためのもので、冬のあいだだけの姿です。長町の写真でわらが掛かっているものは、この時期に撮られたものです。

雪が積もると、土塀のこもと石畳と雪で、金沢らしい景色になります。ただし足元は滑ります。冬に行くなら靴に注意してください。金沢旅行の靴にまとめました。

ランチをどうするか

和定食
和定食

長町のエリア内にも飲食店はありますが、数は多くありません。

香林坊が歩いて5分なので、食事は香林坊で取るほうが選べます。デパートも飲食店も集まっています。

アクセス

  • 金沢駅からバスで「香林坊」下車、徒歩5分ほど
  • 兼六園・21世紀美術館からは歩いて15分前後

兼六園・21世紀美術館・長町は、歩いてつなげられる距離にあります。1日で回るならこの3つを1セットにするのが素直です。

車の場合、エリア内に駐車場はありません。香林坊周辺の有料駐車場を使います。金沢の観光地の駐車場に考え方を書きました。

まとめ

  • 街並みを歩くのは無料。入場料がかかるのは中に入る施設だけ
  • 代表的な施設は野村家。庭が見どころ
  • 所要時間は1時間が目安
  • 見どころは土塀・大野庄用水・曲がった石畳
  • 12月〜3月は土塀にこもが掛かる。冬だけの姿
  • 食事は歩いて5分の香林坊のほうが選べる

Sightseeing

この記事に出てくる観光スポット

本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。

長町武家屋敷跡香林坊のすぐ裏に残る土塀の通り。冬のこも掛けと、歩く時間の目安、駐車場事情をまとめました。ページを見る
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