旅先で困るのが「この店、予約しないと入れないのか」という判断です。
グルメサイトを見ると予約ボタンは出てきますが、「予約なしで入れるかどうか」は書いてありません。取れる店は全部「予約可」と表示されるので、必要なのか不要なのかが分からない。
金沢の飲食店を、そこで分けて考えてみます。
予約が要るかは「席数」と「回転」で決まる

店ごとの事情はありますが、大きくはこの2つで決まります。
| 予約が要りやすい | 飛び込みで入りやすい | |
|---|---|---|
| 席数 | 少ない(カウンターだけ等) | 多い |
| 回転 | 遅い(コース・会席) | 速い(丼・定食) |
| 時間帯 | 夜 | 昼 |
| 立地 | 観光地から離れている | 市場・駅ナカ・繁華街 |
席が少なくて回転が遅い店ほど、予約が要る。当たり前ですが、この軸で見るとジャンルごとの傾向が説明できます。
ジャンル別の目安

寿司(夜・カウンター)

金沢でいちばん予約が要るジャンルです。カウンター中心で席数が少なく、一組あたりの時間も長い。
夜に確実に食べたいなら、旅程が決まった時点で押さえるのが基本です。人気店は数週間前から埋まります。
ランチは事情が変わります。回転が速く、席数の多い店も選択肢に入るので、昼のほうが飛び込みの余地があります。予算の目安は金沢で寿司、ランチならいくら見ておけばいい?にまとめました。
金沢おでん

店によって差が大きいジャンルです。カウンター中心の小さな店は夜に埋まります。席数のある店なら待って入れることも多い。
冬は特に混みます。カニの時期と重なる12月は、おでん屋も影響を受けます。
市場の食堂・海鮮丼

基本的に予約という文化があまりないジャンルです。並んで入る形になります。
そのかわり時間帯の影響を強く受けます。近江町市場は昼のピークに行列ができますが、朝のうちや午後遅めなら待たずに入れることがあります。市場の営業時間は業種によって違うので、近江町市場は何時から何時まで?で117店を数えて整理しました。
海鮮丼の店選びは近江町市場の海鮮丼、どう選べばいい?を参考にしてください。
居酒屋・大衆的な店

飛び込みが効きやすいジャンルです。ただし金曜土曜の19時〜20時は別で、地元の客も入るので埋まります。
18時前に入るか、21時以降にずらす。この2つで入りやすさがかなり変わります。
喫茶店・カフェ
予約の概念がほぼありません。金沢のレトロ喫茶店・純喫茶案内で紹介しているような店は、基本的に飛び込みです。
予約なしで動く日の組み立て方

「予定を固めたくない」という旅もあります。その場合の考え方です。
- 昼を主役にする。夜より昼のほうが選択肢が広い
- 市場と食堂を軸にする。並べば入れる
- 夜は18時前か21時以降にずらす
- 一人なら選択肢が増える。カウンターの1席は空きやすい
一人旅なら、この不確実性はかなり下がります。金沢の一人旅に、一人で入りやすい店の考え方を書きました。
予約するなら、いつまでに
目安です。
| いつまでに | |
|---|---|
| 夜の寿司(人気店) | 旅程が決まったらすぐ |
| 夜の寿司(その他) | 1〜2週間前 |
| 会席・コースのある店 | 1週間前 |
| 居酒屋(金土の夜) | 数日前 |
| 昼の食事全般 | 不要なことが多い |
繁忙期はこれが前倒しになります。連休、カニの解禁後(11月〜12月)、金沢マラソンの前後は、通常より早く埋まります。
確認するときに聞くこと
電話で聞くなら、この2つだけで十分です。
- 今日(何日)の何時ごろ、何名で入れますか
- 予約は受けていますか
「予約なしで大丈夫ですか」と聞くと、店側も答えにくい。具体的な日時と人数で聞くのが早いです。
この記事について
ジャンルごとの傾向をまとめましたが、最終的には店ごとの事情があります。同じ寿司屋でも方針は違いますし、時期によっても変わります。
まんでは掲載店への取材を続けているので、店ごとの「予約が要るか」を今後この記事に追記していく予定です。現時点では、判断の枠組みとして使ってください。
まとめ
- 予約の要否は席数と回転でおおよそ決まる
- 夜の寿司はいちばん予約が要る。旅程が決まったら押さえる
- 市場・食堂は予約より時間帯。朝と午後遅めが空く
- 居酒屋は18時前か21時以降にずらすと入りやすい
- 昼を主役にすれば、予約なしでも旅は組める
金沢は、昼に強い街です。夜を固めるのが不安なら、昼にいい店を入れて夜を軽くする。それだけで気が楽になります。
写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと
Sightseeing
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本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
