年末年始に金沢へ来る人がいちばん困るのは、観光地の混雑ではありません。店が開いていないことです。
「着いてから探せばいい」が通用しない時期です。何が休みで、何が動いているかを先に押さえておくと、当日の判断がぐっと楽になります。
先に結論

| 年末年始の傾向 | |
|---|---|
| 近江町市場 | 年始は休みの店が大半。年末は逆に混む |
| 飲食店 | 個人経営は休みが多い。チェーンとホテル内は動く |
| 土産物店(金沢駅) | 駅は比較的動くが、時間短縮あり |
| 兼六園・金沢城公園 | 年末年始も開いていることが多い(要確認) |
| 神社 | 初詣で稼働。むしろ人が集まる |
| 宿 | 動く。ただし早く埋まる |
つまり、動いているのは「駅」「宿」「神社」「屋外の観光地」。休みが多いのは個人経営の飲食店と、市場の年始です。
近江町市場は、年末と年始で正反対

ここが年末年始の金沢でいちばん振れ幅の大きい場所です。
年末(12月28日〜31日ごろ)は、一年で最も混みます。正月用の食材を買う地元客が集中するからです。観光で行くと、人の多さに驚くと思います。買い物客の本気度が違うので、のんびり歩ける雰囲気ではありません。
年始は一転して、休みの店が大半になります。数日は市場としての機能がほぼ止まります。
「金沢に行ったら近江町市場」と考えている場合、年始の日程だと目的地が消えることになります。ここは必ず確認してください。
市場の通常時の営業は業種によって違います。117店を数えて業種別に整理した近江町市場は何時から何時まで?を見ておくと、平常時との差が分かります。
飲食店は「どこに泊まるか」で決まる

年始に個人経営の店を当てにするのは難しい。ここでの現実的な対策は2つです。
- 食事付きの宿に泊まる
- ホテルのレストランや駅ナカが使える場所に泊まる
年末年始に金沢で食事を確保したいなら、宿を決める時点で食事をどうするかまで決めておく。これが一番効きます。
金沢駅は年末年始でも比較的動いています。夜の選択肢は金沢駅の夜ごはんガイドにまとめました。駅まわりの使い方は金沢駅は「駅」だけで楽しいを参考にしてください。
宿のエリア選びは金沢の宿の選び方にまとめてあります。年末年始は駅前が無難です。
屋外の観光地は動いている

兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街のような場所は、年末年始も歩けます。ただし茶屋街の個々の店は休みが多いので、「街並みを見る」ことはできても「店に入る」ことは期待しないほうがいい。
兼六園は雪吊りの完成形が見られる時期です。12月中旬までに園内を一巡しているので、年末年始はすべての木に雪吊りがある状態。兼六園の雪吊りはいつから?にまとめました。
初詣については石川の初詣で、白山比咩神社・尾山神社・気多大社の違いを整理しています。
雪が降ったらどうするか

年末年始は、雪の可能性がある時期です。降ると、屋外の予定が一気に崩れます。
このとき問題になるのが、逃げ場も休んでいること。平常時なら喫茶店や施設に入ればいいのですが、年始は選択肢が減ります。
現実的な逃げ場は、駅と宿です。金沢駅は屋根があり、店もあり、暖かい。雨や雪の日の過ごし方は雨の日の金沢観光は困らないにまとめましたが、年始はこの記事の選択肢も一部使えないと考えてください。
服装と足元は金沢の服装は?を見ておいてください。
車で来る場合
年末年始に車で来るなら、冬用タイヤは必須です。金沢市街だけなら積もらない年もありますが、白山や能登に足を延ばすなら話が変わります。
レンタカーは予約時に冬用タイヤ装着を確認してください。判断の目安は金沢観光はバスで足りる?にまとめました。
予定の組み方
年末年始の金沢は、予定を詰めないほうがうまくいきます。
- 食事を先に確保する(宿の食事 or 駅まわり)
- 屋外の観光地を日中に、暗くなる前に
- 買い物は年末に、参拝は年始に
- 雪が降ったら駅に逃げると決めておく
この4つを決めておくだけで、かなり違います。
この記事について
各店・各施設の年末年始の営業は、12月に入ってから発表されることが多いです。この記事は例年の傾向をまとめたもので、その年の営業を保証するものではありません。
行く日が決まったら、目的地の公式情報を直前に確認してください。特に近江町市場の個店と、行きたい飲食店については必須です。
まとめ
- 動くのは駅・宿・神社・屋外の観光地
- 近江町市場は年末に激混み、年始は休みが大半
- 飲食店は宿の食事か駅まわりで確保しておく
- 兼六園の雪吊りは完成形が見られる時期
- 車なら冬用タイヤ必須
- 雪の日の逃げ場が減るので、駅に逃げると決めておく
「開いている場所が少ない」と分かっていれば、それに合わせた旅ができます。先に食事を決める。ここだけ押さえてください。
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
