山代温泉の温泉街の中心には、共同浴場が2つあります。地元の人も毎日入る「総湯」と、明治時代の総湯を復元した「古総湯」です。入浴料は総湯が大人500円、古総湯が大人700円。両方に入れる共通券は大人1,000円です。
古総湯の料金は2026年4月1日に改定されているので、古い金額のままの情報には注意してください。2026年10月時点の公式の案内(ほっと石川旅ねっと・山代温泉観光協会)をもとに、料金、営業時間と休み、山代温泉総湯の駐車場、2つの湯の違いをまとめます。
古総湯は明治の総湯の復元、総湯はいまの共同浴場

総湯と古総湯は歩いてすぐの距離です。山代温泉では、総湯を中心に宿や商店が立ち並ぶ温泉街を「湯の曲輪」と呼びます。山代温泉観光協会は、約1300年の歴史がある山代温泉の原風景がいまも残っている場所だと案内しています。
古総湯は、いまの総湯の跡地に明治時代の総湯を復元した建物です。こけら葺きの屋根に、ステンドグラスと九谷焼のタイル。浴室にはカラン・シャワーなどの設備がなく、かけ湯をして湯船につかる、当時の入り方をそのまま体験する湯です。お湯は源泉かけ流し。
総湯は、魯山人ゆかりの旧吉野屋旅館の門をくぐった先にある共同浴場です。天窓のある明るい浴室で、壁は九谷焼作家の手描きタイル。お湯は源泉100%の加水なし(かけ流しとろ過循環の併用)で、温度の違う2種類の温泉に入れます。休憩コーナーと売店があり、温泉たまごや温玉ソフトクリームを売っています。
| 総湯 | 古総湯 | |
|---|---|---|
| 建物 | いまの共同浴場 | 明治時代の総湯を復元 |
| お湯 | 源泉100%・加水なし | 源泉かけ流し |
| 浴室 | 天窓のある浴室 | カラン・シャワーなし(かけ湯で入る) |
| 大人の入浴料 | 500円 | 700円 |
洗い場のない昔の入り方を味わうなら古総湯、ふつうの共同浴場として入るなら総湯、という分け方になります。両方に入るなら共通券が割安です。
料金:古総湯は2026年4月に改定、共通券は大人1,000円
古総湯の入浴料は2026年4月1日に改定されました。総湯は2025年5月1日に改定された料金です。どちらも3歳未満は無料です。
| 区分 | 総湯 | 古総湯 |
|---|---|---|
| 大人(12歳以上) | 500円 | 700円 |
| 中人(6歳以上12歳未満) | 150円 | 280円 |
| 小人(3歳以上6歳未満) | 70円 | 140円 |
| 3歳未満 | 無料 | 無料 |
| 共通券(大人) | 1,000円 | 1,000円 |
総湯では、毎月26日の「風呂の日」は小人(3歳以上6歳未満)の入浴料が無料になります。
子どもの共通券の金額は、総湯のページと古総湯のページで数字が食い違っています。子ども連れで共通券を買うときは、窓口で確かめてください。
営業時間は6時から22時、第4水曜は午前中が休み
総湯・古総湯とも、営業時間は6時から22時です。毎月第4水曜日は午前中が休みで、12時から22時の営業になります。総湯の売店は7時から19時まで。
- 第4水曜日:12時から22時(午前中は休み)
- 1月1日から3日:7時から21時(総湯の売店は9時から17時)
- 冬季(12月から2月):古総湯の案内では7時から21時
冬季の時間は古総湯のページにだけ書かれていて、総湯のページには載っていません。冬の早朝や夜遅くに行くなら、電話で確かめてから出ると確実です。タオルや石けんの扱いは公式の案内に載っていないので、持っていくと迷いません。
山代温泉総湯の駐車場は125台、加賀温泉駅からはバス

車なら、総湯・古総湯の駐車場は「いろは草庵・総湯駐車場」です。乗用車125台分あり、湯までは徒歩2分。北陸自動車道の加賀ICから約7.3kmです。料金の有無は公式の案内に書かれていないので、現地の表示で確かめてください。
電車なら加賀温泉駅から向かいます。駅から湯までは約4.4kmあるので、バスを使います。
| 行き方 | 降りる場所 | 降りてから |
|---|---|---|
| 加賀周遊バス キャンバス 山まわり線 | 21 山代温泉総湯・古総湯 | 古総湯まで約50m・総湯まで約100m |
| 北鉄加賀バス 温泉山中線(加賀温泉駅2番のりば) | 山代温泉 | 約250m |
| 車(北陸自動車道 加賀IC) | いろは草庵・総湯駐車場(125台) | 徒歩2分 |
湯上がりに歩く:湯の曲輪といろは草庵
駐車場の名前にもなっている「魯山人寓居跡 いろは草庵」は、若いころの北大路魯山人が約半年滞在した住まいを公開している施設です。開館は9時から17時(16時30分までに入館)で水曜休み(祝日は開館、年末年始は要問い合わせ)、入館料は大人560円、高校生以下は無料。朝に湯へ入って、開館に合わせて回る順番が組みやすい場所です。
「やましろカニまつり」や九谷焼窯跡展示館の企画展は、それぞれ別の記事にまとめました。加賀市全体の回り方は加賀市の観光の記事に、4つの温泉地の違いは加賀温泉郷の選び方の記事にまとめました。
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総湯・古総湯の近くに泊まる
山代温泉の宿は、総湯と古総湯を囲む湯の曲輪のまわりに集まっています。宿から歩いて行ければ、朝いちばんの開場にも、閉場前にも気軽に通えます。楽天トラベルで口コミが30件以上ある山代温泉の宿を、古総湯から近い順に3軒。
山代温泉の宿を全部並べた山代温泉の宿22軒、駅の近くに泊まるなら加賀温泉駅周辺の宿40軒、何泊するか迷ったら加賀温泉郷は何泊がおすすめかも読んでみてください。宿のリンクは楽天トラベルに飛びます。
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
