能登に行きたいけれど日程が取れない、という人は多いと思います。
行かなくてもできることがあります。能登の復興を支援する形として、いちばん続けやすいのが購入です。しかも、これは「支援だから」という理由づけが要らないもので、能登のものは普通に良いものです。
買える場所を、東京・通販・ふるさと納税の3つに分けて整理します。
東京で買う:アンテナショップは銀座から移転しました
まず、情報が古いまま残っている点をはっきりさせます。
「いしかわ百万石物語・江戸本店」(銀座)は閉店しました。
現在の石川県のアンテナショップは、東京・八重洲の「八重洲いしかわテラス」です。
| 所在地 | 東京都中央区八重洲2丁目1-8 八重洲Kビル1階 |
| 営業時間 | 10時30分〜20時00分 |
| 移転オープン | 令和6年3月9日 |
| 扱うもの | 食料品、伝統的工芸品、雑貨など |
「石川県 アンテナショップ 銀座」で調べると閉店した店の情報が出てくることがあるので、行くなら八重洲です。東京駅の近くになったので、むしろ寄りやすくなりました。
営業時間や定休日は変わることがあります。行く前に県の公式で確認してください。
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県がやっている「応援消費」の枠組み
石川県は「能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト」という取り組みをしています。能登産・石川県産のものを扱う飲食店や販売店が、共通のロゴを使えるというものです。
買うこと自体を応援の形として位置づけているのが、この枠組みです。
寄付という形なら、県が「能登復興応援基金」を設けています。こちらは復興に幅広く使われる基金です。買い物とは別の関わり方として置いておきます。
通販で買う:何を選ぶか

能登・石川のもので、送って形になるものを挙げます。
塩
珠洲の揚げ浜式製塩は、日本で唯一この製法が続いてきた場所のものです。海水を砂浜に撒いて、天日と風で濃縮させる方法です。
いしる(魚醤)
能登の魚醤です。イカやイワシから作られます。全国的には知られていないのに、能登では日常的に使われているタイプの調味料で、贈って驚かれるものの筆頭です。
海のもの
甘えび、がすえび、牡蠣、寒ブリ。旬がはっきりしているので、時期を合わせると価値が上がります。旬ごとの選び方にまとめました。
カニは11月6日が解禁です。加能ガニと香箱ガニで時期も値段も違います。
日本酒
能登には酒蔵があります。能登杜氏は日本四大杜氏のひとつに数えられてきた集団です。
工芸
輪島塗は、産地の状況が場所によって違いますが、扱っている店はあります。九谷焼は加賀側(能美・小松)の産地なので、能登とは別です。九谷焼と輪島塗は車で2時間離れています。
菓子
石川の和菓子・銘菓は日持ちで選ぶと外しません。贈り物にするなら、ここが基準になります。
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ふるさと納税で送る

ふるさと納税は、買い物としても機能します。返礼品を選べば、実質的に産品を取り寄せるのと同じことになります。
能登の市町に寄付する形のほか、災害支援の枠として代理寄付(別の自治体が事務を代行する仕組み)が用意されることがあります。返礼品を辞退する寄付も選べます。
宿泊券やトラベルクーポンという形の返礼品もあります。いま行けなくても、行ける時期に使えるので、日程が読めない人には向いています。
カニをふるさと納税で選ぶ場合の考え方はこちらにまとめました。
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行くのと、買うのは、どちらが効くか
これはよく聞かれます。
行けるなら、行くほうが効きます。宿に泊まり、店で食べれば、そのお金は現地で回ります。受け入れている宿や店は「来てほしい」という意思表示をしています。
ただし、行けない人が無理に行く必要はありません。日程を取れないまま何もしないより、買うほうが確実です。
行くことについての考え方は能登はいま行っていいのかに書きました。あわせて読んでもらえると、判断しやすいと思います。
まとめ
- 東京のアンテナショップは銀座から八重洲へ移転。「八重洲いしかわテラス」(10:30〜20:00)
- 県は「応援消費おねがいプロジェクト」で買うこと自体を応援の形にしている。寄付なら「能登復興応援基金」
- 通販で送るなら珠洲の塩、いしる、旬の魚介、日本酒、輪島塗、和菓子
- ふるさと納税は買い物としても機能する。宿泊券やトラベルクーポンという形もある
- 行けるなら行くほうが効く。行けないなら買う。何もしないよりは確実
写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと
