能登半島のいちばん先にあるのが珠洲市です。

読み方は「すず」

珠洲と書いて、すずです。2文字で「すず」なので、初見で読める人は多くありません。

「珠洲市」は「すずし」です。

日本で唯一の揚げ浜式製塩

珠洲でいちばん特徴的なのがです。

揚げ浜式という製法が、日本でここにだけ残っています。

1. 海水を汲んで、塩田の砂の上に手で撒く

2. 天日で乾かす

3. 塩の結晶がついた砂を集めて、海水で洗って濃い塩水を作る

4. 釜で煮詰める

すべて人の手です。海水を汲むのも、撒くのも。500年近く続いてきた方法とされます。

道の駅「すず塩田村」で、この作業を見ることができます。塩作りの体験もあります。

できた塩は角がなく、まろやかだと言われます。能登の塩といしるの通販で、買い方を書きました。

珠洲の観光で回る場所

見附島(珠洲市)
見附島(珠洲市)

見附島

海に浮かぶ島。通称・軍艦島。見附島に別途書きました。地震で形が変わっています。

禄剛崎

能登半島の最先端。灯台があり、海から昇る日と海に沈む日を同じ場所で見られます禄剛崎にまとめました。

珠洲焼

珠洲でつくられる焼き物です。釉薬を使わず、黒灰色に焼き締めるのが特徴です。中世に栄えたあと一度途絶え、昭和になって復興されました。

九谷焼のような華やかさとは正反対で、色がありません。土と炎だけの焼き物です。

揚げ浜と、いまの状況

禄剛埼灯台(珠洲市)
禄剛埼灯台(珠洲市)

能登半島地震で、珠洲市は大きな被害を受けました。

塩田も、道路も、施設も影響を受けています。営業しているか、到達できるかは行く前に必ず確認してください。

いまの能登の考え方は能登はいま行っていいのかにまとめました。

アクセス

出発地
金沢約2時間30分〜3時間
輪島約1時間
のと里山空港約40分

金沢から片道3時間近くです。日帰りはできません。能登側で泊まる前提で組んでください。

公共交通はかなり限られます。車が前提のエリアです。

珠洲まで行くという判断

正直に書くと、珠洲は「ついでに寄る」場所ではありません。

金沢から往復6時間近くかかります。この距離を使うなら、能登に2泊以上する日程を組むほうが合理的です。

逆に言えば、そこまで行く人が少ないので、行けば人が少ないという土地でもあります。

まとめ

  • 読み方はすず。能登半島の最先端の市
  • 日本で唯一、揚げ浜式製塩が残っている。すべて人の手
  • 見どころは見附島・禄剛崎・珠洲焼
  • 地震の被害が大きい。到達可否と営業は要確認
  • 金沢から車で2時間30分〜3時間。日帰りは不可

写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと


Sightseeing

この記事に出てくる観光スポット

本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。

禄剛崎(狼煙の灯台)能登半島の最先端。朝日と夕日を同じ場所で見られる岬と、道の駅 狼煙の営業状況について。ページを見る
見附島(軍艦島)能登のシンボル。2024年の地震で約2割が崩落し、いまも姿を変え続けています。訪ねる前に知っておきたいことを。ページを見る