金沢の中心部に、ステンドグラスの入った門を持つ神社があります。尾山神社です。
何を祀っているか
加賀藩の初代藩主・前田利家と、その正室のまつを祀っています。
明治になってから、旧藩士たちが利家を祀るために建てたのが始まりです。城の近くにあるのは、そういう経緯からです。
神門がいちばんの見どころ
尾山神社を有名にしているのが、参道の正面に立つ神門です。明治8年(1875年)の建築で、国の重要文化財に指定されています。
特徴は、和洋中が1つの門に混ざっていることです。
- 一層目 … 石造りのアーチ。洋風
- 二層目・三層目 … 木造。和風
- 窓に色ガラス(ステンドグラス)
明治のはじめに、日本の職人が見よう見まねで西洋建築を取り入れた時期のものです。当時としてはかなり異様な建物だったはずで、今見ても他に似たものがありません。
最上部には避雷針が立っています。日本最古級の避雷針とされます。灯台の役割も果たしていたと伝わります。
ライトアップは毎晩
神門は夜になると内側から明かりが入ります。ステンドグラスが浮かび上がる形で、昼とはまったく違う見え方になります。
特別なイベントではなく、日が暮れると点きます。夕食のあとに歩いて寄れる場所なので、夜に組み込むのがおすすめです。
金沢の夜をどう使うかは金沢1泊2日をカップルで回るならに書きました。
境内
- 神苑(旧金谷御殿の庭園) … 池を中心にした庭が残っています
- 利家公の像 … 母衣(ほろ)を背負った姿の像があります
- まつの方の像
境内はそれほど広くありません。所要時間は20分から30分です。
御朱印とお守り
社務所で受けられます。受付時間があるので、夕方に行くと閉まっていることがあります。ライトアップを見に夜に行く場合、御朱印は別の時間にしてください。
お守りは、利家とまつを祀っていることから夫婦円満・縁結びにまつわるものが知られています。
アクセス

金沢城公園のすぐ隣です。
- 金沢駅からバスで約10分、「南町・尾山神社」下車
- 香林坊から歩いて5分ほど
- 金沢城公園の鼠多門から、橋を渡って直接つながっています
兼六園・金沢城公園・尾山神社・香林坊は歩いてつなげられます。1日の動線に無理なく入ります。金沢城公園の料金と見どころは金沢城公園の歩き方にまとめました。
まとめ
- 前田利家とまつを祀る神社
- 見どころは神門。和洋中が混ざり、ステンドグラスが入っている。国の重要文化財
- 夜は内側から明かりが入る。日が暮れれば毎晩見られる
- 所要時間は20〜30分。金沢城公園の隣で、歩いてつながっている
- 御朱印は社務所の受付時間内に
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
