金沢の1泊2日をふたりで、という相談がいちばん多いのですが、詰め込む方向で組むとだいたい失敗します。
理由ははっきりしていて、金沢の定番はどれも歩く前提の場所だからです。兼六園も茶屋街も武家屋敷も、中に入ったら歩きます。1日目に歩きすぎると、2日目の午後には足が止まります。
先に決めること:夜をどこで使うか
1泊2日でいちばん短いのは、実は夜の時間です。ここを最初に押さえておくと、昼の予定が自然に決まります。
金沢の夜の選択肢は、大きく3つです。
- 片町・木倉町で食べる … 店の数がいちばん多い。予約なしでも動ける
- 宿でゆっくりする … 温泉付きや町家の一棟貸しなら、これが目的になる
- ライトアップを見る … 兼六園と金沢城は、時期を限って夜間開園があります
このうち3つ目は時期が決まっているので、日程が合うなら先に押さえる価値があります。
1日目:金沢駅から東側だけで組む

到着日は、荷物を持って移動する時間が入ります。欲張らないほうが結果的にうまくいきます。
| 時間 | 動き |
|---|---|
| 午後の早い時間 | 金沢駅に到着。宿に荷物を預ける |
| 15時前後 | ひがし茶屋街。夕方に向けて人が減ります |
| 17時ごろ | 主計町から浅野川沿いを歩く |
| 夜 | 片町か、宿の周辺で食事 |
ひがし茶屋街は日中がいちばん混みます。午後の遅い時間に入ると、写真も撮りやすくなります。店は早く閉まるので、買い物を予定しているなら先にすませてください。何時から何時までかはひがし茶屋街は何時から何時まで?にまとめました。
2日目:兼六園を朝いちばんに入れる

2日目は帰りの時間が決まっているので、朝を使うかどうかで内容が変わります。
兼六園には、通常の開園より前の時間帯に無料で入れる早朝開園があります。園内の売店はまだ動いていませんが、人がほとんどいない兼六園を歩けます。時間は季節で変わるので、前日に確認しておいてください。
そのあとは金沢城公園を抜けて、21世紀美術館か近江町市場へ。この3つは隣接しているので、移動でほとんど時間を使いません。
昼に近江町市場で食べて、駅に戻るという形が、荷物の面でもいちばん無理がありません。
歩く距離を減らす3つの手

1泊2日でふたりとも疲れずに終えるには、この3つが効きます。
1. 宿を駅前か香林坊に取る
エリアごとに性格が違います。駅前は移動が楽、香林坊は夜の店に近い。どちらを取るかで歩く距離が変わります。エリア別の比較は金沢の宿の選び方に書きました。
2. バスの1日フリー乗車券を最初に買う
金沢市内のバスは1回200円台です。3回以上乗るなら1日券のほうが安くなります。歩けるからと思っていても、雨が降ると一気にバスに頼ることになります。
3. 雨の日の逃げ場を1つ決めておく
金沢は年間を通して雨が多い街です。屋内で1〜2時間もつ場所を1つ決めておくだけで、当日の判断が早くなります。候補は雨の日の金沢観光にまとめてあります。
まとめ
- 1泊2日は夜の使い方から先に決める
- 1日目は駅の東側だけ。ひがし茶屋街は午後の遅い時間
- 2日目は兼六園を朝いちばんに。金沢城・21世紀美術館・近江町市場は隣接している
- 歩く距離を減らす工夫を1つは入れておく
2泊3日にするか迷っている場合は、金沢の2泊3日は長い?もあわせてどうぞ。
写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと
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