金沢を車で回るときに最初につまずくのが駐車場です。
理由ははっきりしていて、主要な観光地には施設の駐車場がないからです。兼六園にも、ひがし茶屋街にも、園内・街並みの中に駐車場はありません。周辺の有料駐車場を使うことになります。
大前提:金沢市中心部は、1か所に停めて歩く
兼六園・金沢城公園・21世紀美術館・近江町市場は、歩いて回れる範囲にかたまっています。
| 区間 | 徒歩 |
|---|---|
| 兼六園 ⇄ 金沢城公園 | 隣接(数分) |
| 金沢城公園 ⇄ 近江町市場 | 約10分 |
| 兼六園 ⇄ 21世紀美術館 | 約5分 |
この4か所を回るのに、駐車場を移し替える必要はありません。1か所に停めて歩くほうが、料金も時間も得です。
移動のたびに停め直すと、そのたびに入庫料が発生します。金沢市中心部の駐車場は最初の30分〜1時間が高く、そのあとは緩やかに上がる料金体系が多いので、長く停めるほど1時間あたりは安くなります。
兼六園に行く場合

園内に駐車場はありません。周辺に市営・民間の有料駐車場が複数あります。
選ぶときの考え方はこうです。
- 兼六園と金沢城の両方に行く … 2つの中間にあたる場所に停める
- 兼六園だけ … 桂坂口・真弓坂口など、入る門の近くに寄せる
- 混雑期(観桜期・紅葉・連休) … そもそも周辺が満車になります。バスに切り替えたほうが速い
兼六園には出入口が複数あり、どの門から入るかで最寄りの駐車場が変わります。行き先を決めてから駐車場を選んでください。
無料の駐車場を探す人が多いのですが、中心部に観光用の無料駐車場は基本的にありません。無料をうたっているものは、多くが商業施設の利用者向けです。
ひがし茶屋街に行く場合

こちらも街並みの中に駐車場はありません。というより、茶屋街の中は車で入るべきではありません。
- 道が狭く、石畳で、歩行者が多い
- 一方通行が入り組んでいる
- 観光客が道の真ん中で写真を撮っています
周辺の有料駐車場に停めて、歩いて入る形になります。浅野川を渡る手前あたりに停める人が多いです。
滞在時間の目安は1時間から1時間30分。店が開くのは遅めで、閉まるのも早いので、時間帯はひがし茶屋街は何時から何時まで?で確認してください。
近江町市場に行く場合

近江町市場には買い物客向けの駐車場があります。館内の店で買い物をすると、金額に応じた駐車サービスが受けられる形です。
条件と時間は店や金額によって変わるので、停める前に確認してください。食事だけの場合、サービスの対象になるかは店次第です。
朝いちばんに行くなら、周辺の駐車場も空いています。市場は朝が本番なので、車で行くなら早い時間が有利です。
混む時期と時間
金沢市中心部の駐車場が厳しくなるのは、この条件が重なったときです。
- 土日祝の10時〜15時
- 観桜期(4月上旬)・紅葉(11月中旬)
- 百万石まつり(6月上旬)
- 雨の日 … 歩く人が減って、車で動く人が増えます
このどれかに当たるなら、車を宿に置いてバスに切り替えるほうが確実です。金沢市内のバスは1回200円台で、3回以上乗るなら1日フリー乗車券のほうが安くなります。
郊外・県内を回るなら車
一方で、金沢を出るなら車が有利です。
| 行き先 | 車 | 公共交通 |
|---|---|---|
| 加賀温泉郷 | 約1時間 | 電車+送迎 |
| 千里浜なぎさドライブウェイ | 約45分 | 現実的でない |
| 白山比咩神社 | 約40分 | 電車+バス |
| 輪島・珠洲 | 2時間〜2時間30分 | かなり厳しい |
市内は公共交通、郊外は車というのが、金沢のいちばん素直な組み方です。バスとレンタカーの使い分けは金沢観光はバスで足りる?に書きました。
冬に車を使うかどうかは石川の冬、レンタカーにスタッドレスは要る?で判断してください。
まとめ
- 兼六園・ひがし茶屋街に施設の駐車場はない。周辺の有料駐車場を使う
- 中心部の4か所は歩いて回れる。1か所に停めて歩くのがいちばん安い
- 中心部に観光用の無料駐車場は基本的にない
- 近江町市場は買い物で駐車サービスあり。条件は店で確認
- 土日祝の日中・観桜期・紅葉・雨の日は、バスに切り替えたほうが速い
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
