金沢でいちばん大きい祭りは、と聞かれたら金沢百万石まつりです。6月の週末、金沢駅前から金沢城公園まで、武者行列が街の真ん中を通ります。加賀藩祖・前田利家が金沢城に入った日を再現するというのが、この祭りの成り立ちです。
県内最大の祭りなので、この週末の金沢は宿も店も混みます。行くなら早く動く、行かないなら日程を外す。どちらにしても先に知っておいたほうがいい祭りです。
いつ、どこであるか

| 時期 | 例年6月上旬の金・土・日(3日間) |
| 場所 | 金沢市の中心部。金沢駅前から金沢城公園まで |
| いちばんの見どころ | 百万石行列(例年、土曜の午後) |
3日間ありますが、行列があるのは土曜の午後だけです。ここを外すと「大きい祭りがあると聞いて来たのに、街に人が多かっただけ」になります。土曜に合わせてください。
日付は年によって動きます。その年の日程は金沢市の公式発表で確認してください。
百万石行列で何が見られるか
金沢駅前を出発して、武者や獅子舞、加賀鳶(かがとび)のはしご登りなどが続き、金沢城公園に入っていきます。全体で数時間かかる長い行列です。
注目されるのが前田利家役とお松の方役。この2役には毎年、俳優が起用されます。誰がやるかが発表されると、その年の注目度が一気に上がります。キャストの発表は例年、祭りの数か月前です。
行列以外にも、3日間を通していくつもの催しがあります。
- 加賀友禅燈ろう流し:浅野川に友禅を模した燈ろうを流します。行列の前夜に行われることが多い
- 百万石踊り流し:市民が街なかで踊ります
- 茶会:兼六園や市内の茶室で。金沢らしい催しです
内容と会場は年ごとに変わります。行列以外を目当てにするなら、その年の実施内容を先に見てください。
どこで見るか

行列のコースは金沢駅前から金沢城公園まで。沿道のどこでも見られますが、場所によって性格が違います。
- 金沢駅前:出発地点。いちばん混みます。早い時間から場所取りが始まります
- 武蔵・香林坊あたりの沿道:距離が長いぶん、駅前よりは余裕があります
- 金沢城公園:入城の場面。有料の観覧席が設けられる年があります
行列は通り過ぎるものです。1か所に立てば、その場所を通る数分から十数分を見ることになります。長く見たいなら、コースの先へ先回りする動き方になります。
この週末の金沢は混む

ここがいちばん実務的な話です。
- 宿は早く埋まります。金沢は宿の数が多い町ですが(石川の宿は617軒のうち274軒が金沢)、この週末は別です。日程が決まったらすぐ押さえてください
- 中心部に交通規制がかかります。行列のコースは通行止めです。車で来ると身動きが取れません
- バスも迂回・運休します。市内の移動は徒歩を前提に
- 飲食店も混みます。夜に行きたい店があるなら予約を(金沢で予約が要る店・要らない店)
逆に言えば、混雑を避けたいなら、この週末は金沢を外すのが正解です。同じ時期なら加賀や能登のほうが静かに回れます。
宿の選び方は金沢駅周辺の宿40軒と金沢の宿の選び方にまとめています。市内の移動は金沢観光はバスで足りる?もどうぞ。
6月の金沢は、どんな気候か
6月の金沢は平年で平均21.6℃、日中25.6℃。歩きやすい気温です。ただし降水量は170.3mmで、梅雨に入る時期でもあります。
行列は屋外なので、傘か雨具は持っていってください。沿道で長く立つことになるので、日差しが出た場合は帽子と水分も要ります。月別の気候は石川旅行は何月がいい?に数字で書きました。
石川のほかの祭りは石川の祭り・行事カレンダーにまとめてあります。
日程・コース・催しの内容・交通規制は年によって変わります。お出かけ前に必ず金沢市および主催者の公式発表をご確認ください。
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
