金沢に行くと決めたあと、意外と迷うのが交通手段です。レンタカーを借りるべきか、バスで足りるか。
結論から言うと、市内で完結するならバスで足ります。車が要るのは、そこから外に出るときです。
金沢市内はバスで足りる

金沢駅から兼六園、21世紀美術館、ひがし茶屋街、近江町市場、香林坊。この範囲は路線バスでつながっています。観光地を回る周遊バスもあります。
しかも金沢の主要な観光地は、実はそれほど離れていません。兼六園から21世紀美術館は隣。近江町市場からひがし茶屋街も歩ける距離です。
市内で車を持つと、駐車場を探して、停めて、また出す手間のほうが大きくなります。
車が要るのはどんなとき
- 能登へ行く:公共交通は本数が限られます。海沿いを回るなら車が前提です
- 加賀の温泉や窯元へ行く:駅からさらに移動が要る場所が多い
- 白山のほうへ行く:山側は路線が薄い
- 朝いちや夜おそくに動く:バスの時間に縛られたくないとき
金沢に2泊して、うち1日を能登か加賀に使うなら、その日だけ借りるという手もあります。
雨と雪の日は判断が変わる
金沢は雨の多い街です。冬は雪も降ります。
傘をさして歩き回る前提だと、バス停の間の徒歩が思ったよりこたえます。冬に来るなら、車のほうが体力は温存できます。
ただし雪の日の運転は、慣れていない人には勧めません。スタッドレスかどうか、雪の坂道を運転した経験があるかで決めてください。
駅から出ずに済ませる日もあっていい
金沢駅そのものが大きな施設です。乗り継ぎの待ち時間や、天気が崩れた日は、駅の中で完結させてしまうのも手です。
結論
1泊2日で金沢市内だけ、ならバス。2泊以上で能登か加賀に出る日があるなら、その日だけ車。これが一番むだがありません。
金沢のバスは分かりにくいと言われる
金沢のバスは事業者が複数あり、同じ行き先でも系統が分かれます。慣れていないと、どれに乗ればいいのか迷います。
観光で使うぶんには、乗り換え検索のアプリで目的地を入れれば済みます。バス停の時刻表を読み解こうとせず、素直にアプリに頼るのが早いです。
周遊型のバスも走っていて、主要な観光地を順に回ります。降りる場所が決まっていないときは、これに乗って車窓から決めるという使い方もできます。
一日乗車券は元が取れるか
市内を3回以上乗るなら、たいてい元が取れます。
金沢駅から兼六園、兼六園から茶屋街、茶屋街から駅。この程度動けば3回です。市内観光の日は買っておいて損はありません。
逆に、歩ける範囲しか動かない日には要りません。金沢の中心部は思ったより狭く、歩いたほうが早い区間があります。
歩ける距離の目安

- 金沢駅 → 近江町市場:徒歩20分ほど。バスなら数分
- 近江町市場 → ひがし茶屋街:徒歩15分ほど
- 兼六園 → 21世紀美術館:隣接。徒歩数分
- 兼六園 → 香林坊:徒歩15分ほど
晴れていれば歩けます。ただし金沢は坂があり、雨も多い。天気と体力で判断してください。
レンタカーを借りる場所
金沢駅の周辺に各社が集まっています。能登や加賀に出る日だけ借りるなら、駅で借りて駅で返す形が組みやすいです。
宿に駐車場があるかどうかは、先に確認してください。市内中心部の宿は、駐車場が別料金だったり、近隣のパーキングを案内される場合があります。
冬の運転について

金沢の市街地は除雪されますが、それでも路面は濡れて凍ります。山側へ行けばさらに条件は厳しくなります。
レンタカーは冬季はスタッドレスが標準ですが、履いていれば大丈夫という話ではありません。雪道の運転経験がないなら、公共交通で回れる範囲に旅程を絞るほうが安全です。
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