2026年の開催は終了しました。次回の日程がわかりしだい、このページを更新します。
9月の金沢は、街のあちこちから音が漏れてくる週末があります。尾山神社の境内、赤羽ホール、21世紀美術館。ふだんジャズを聴かない人も、なんとなく足を止めて、そのまま最後まで聴いてしまう。金沢ジャズストリートは2009年に始まって、2026年で17回目になります。
今年は9月19日(土)から21日(月・祝)の3日間。加えて18日(金)に前夜祭があるので、実質4日間です。
ひとつ先に書いておきます。去年まで無料で聴けた尾山神社が、今年から有料になりました。ここを知らずに行くと当日困るので、その話から始めます。
尾山神社は今年から前売り1,000円
境内にステージを組む「尾山神社Premium Jazz Live」は、この催しのなかでもいちばん金沢らしい時間です。日が落ちてから、神門のステンドグラスに明かりが入るころに演奏が始まります。
2026年は9月19日(土)と20日(日)の17時から21時。実行委員会は「今年の観覧席は有料となり、事前にチケットをご購入いただく必要がございます」と告知しています。全席自由で前売り1,000円、料金は各日1日ぶんです。両日行くなら2枚要ります。
チケットはセブンチケットで8月1日から売り出しています(セブンコード116-742)。3歳以下は入れません。雨天は決行、荒天のときは石川県文教会館へ会場が移ることがあり、その場合は当日の午前9時までに公式サイトで知らせるとされています。客席では傘を差さないよう案内が出ているので、雨具はカッパのほうが無難です。
出演は、19日がTenors In Chaos、Secret Live、ユン・ソクチョルトリオ with 井上銘。20日が高橋壮一郎カルテット、東京 Swing Quintet with 紗理、類家心平 BAND for Miles Davis(マイルス・デイビス生誕100周年のプログラム)です。
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無料で聴けるのは18日の前夜祭
お金をかけずに雰囲気だけ味わいたい、という人には18日(金)の前夜祭レセプションライブがあります。実行委員会が「地元ミュージシャンと国内アーティストによる無料コンサート」と書いているとおり、こちらは入場無料。キッチンカーも多数出るので、食べながら聴ける夜になります。
17時から21時まで、タイムテーブルはすでに出ています。
- 17:00 セレモニー
- 17:10 大阪大学 The New Wave Jazz Orchestra
- 18:10 尚美スペシャルJazz Ensemble
- 19:10 ブレイキン B-boy HIRO10(大能寛飛)× JAZZユニット P’s Jam(from POLYPLUS)
- 20:10 Tenors In Chaos
3組目に入っているB-boy HIRO10は石川県出身のブレイクダンサーで、2023年にブレイクダンス世界最高峰の大会で優勝した人です。それがジャズの生演奏と組む、という枠になっています。前夜祭というより、ここだけ見に来ても十分おもしろい並びだと思います。
会場については、この記事を書いている8月中旬の時点で公式サイトの本文に明記がありません。近くなったら公式で確かめてください。
もうひとつ、街なかの店や広場で演奏する「まちかどジャズライブ」の枠もあります。出演者の募集は6月に締め切られているので開催はされますが、会場とタイムテーブルはまだ公表されていません。例年これがいちばん数が多く、歩いているだけで何組か聴けます。
チケットが要る公演の一覧
有料公演をまとめておきます。
| 公演 | 日時 | 会場 | 料金(前売り/当日) |
|---|---|---|---|
| 学生ビッグバンド・カーニバル | 9/19(土)14:00開演 | 北國新聞赤羽ホール | 4,000円/5,000円 |
| ソエジマトシキ | 9/20(日)13:30開演 | 北國新聞赤羽ホール | 7,000円/8,000円 |
| Sarah Àlainn with Sarahband | 9/20(日)18:30開演 | 北國新聞赤羽ホール | 7,000円/8,000円 |
| Christian McBride & Ursa Major | 9/21(月・祝)19:00開演 | 北國新聞赤羽ホール | 9,000円/10,000円 |
| 語りとジャズ「三文豪×ジャズ」 | 9/21(月・祝)11:00/14:00の2回 | 金沢21世紀美術館 シアター21 | 3,000円/3,500円(全席自由) |
| 尾山神社 Premium Jazz Live | 9/19(土)・20(日)17:00〜21:00 | 尾山神社 境内 | 1,000円(前売り・全席自由) |
| 金城樓で楽しむ JAZZの夕べ | 9/18(金)19:00開場 | 金城樓 | 12,000円(松花堂弁当・1ドリンク付き) |
赤羽ホールの4公演と三文豪の回は、ローソンチケットとチケットぴあで扱っています。石川県立音楽堂チケットボックスと北國新聞赤羽ホールでは対面でも買えます。尾山神社だけセブンチケットなので、そこは間違えやすいところです。
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今年ならではの2つ
21日の「語りとジャズ 三文豪×ジャズ・物語はスイングする!」は今年の新企画です。泉鏡花・室生犀星・徳田秋聲の作品を朗読と生演奏で立ち上げる、という組み立てになっています。鏡花の「外科室」、犀星の「小景異情」「犀川」、秋聲の「町の踊り場」から。語りは戸丸彰子さん、演奏は魚返明未(ピアノ)・坂井紅介(ベース)・岡部洋一(パーカッション)・類家心平(トランペット)。金沢でしか成立しない企画だと思います。
18日の金城樓は、創業130年あまりの老舗料亭でのライブです。松花堂弁当と1ドリンクが付いて12,000円。フルートの酒井麻生代さんと溝口尚カルテット。演奏を聴きに行くというより、料亭で夜を過ごす形に近い催しです。
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会場はぜんぶ歩ける距離にあります
北國新聞赤羽ホール(南町)、尾山神社(尾山町)、金沢21世紀美術館(広坂)。この3つは香林坊を挟んで徒歩圏に並んでいます。金城樓のある橋場町も、そこから少し東です。車で回る催しではありません。この期間は街なかの駐車場が埋まりやすいので、公共交通で入るか、歩ける場所に泊まるのが楽です。
とくに尾山神社は21時まで、赤羽ホールの21日の公演も19時開演です。終わってから駅へ戻る時間を考えると、香林坊・片町あたりに宿を取っておくと夜が気になりません。
それともうひとつ。19日と20日は、駅前の県立音楽堂で「金沢おどり」も開かれます。三茶屋街の芸妓が年に一度そろう舞台で、こちらは各日13時と16時の2回公演。昼に金沢おどりを観て、夕方から尾山神社でジャズ、という一日も組めます。ただし大きな催しが2つ重なるぶん、この週末の金沢は宿が埋まりやすいので、早めに押さえておいてください。日程と料金は第23回金沢おどりの記事に書きました。
尾山神社も赤羽ホールも21世紀美術館も歩いて回れる範囲です。夜21時まで聴いてから、そのまま宿に戻れます。
ライブのあとの食事に困ったら、金沢駅の夜ごはんガイドに21時以降でも入れる店をまとめてあります。エリアごとの宿の違いは金沢の宿の選び方のほうに書きました。
まとめ
18日の前夜祭は無料、19日と20日の尾山神社は今年から1,000円、赤羽ホールの公演は4,000円から。この3段構えを押さえておけば、あとは予定に合わせて選ぶだけです。
金沢ジャズストリートは「頑張ろう能登」を掲げて、震災からの復興を後押しする催しとしても続いています。街で音を聴く4日間が、そのまま能登につながっている。そういう催しでもあります。
名称:KANAZAWA JAZZ STREET 2026(金沢ジャズストリート) 開催:2026年9月19日(土)〜21日(月・祝)/9月18日(金)17:00〜21:00 前夜祭レセプションライブ 会場:北國新聞赤羽ホール、尾山神社境内、金沢21世紀美術館 シアター21、金城樓ほか 料金:前夜祭は無料。有料公演は1,000円〜12,000円 主催:金沢JAZZ STREET実行委員会(共催:金沢市/金沢市教育委員会) 問い合わせ:KANAZAWA JAZZ STREET実行委員会 運営事務局 050-1792-1413
出典:金沢ジャズストリート公式サイト/同「TICKETS」/同「【重要なお知らせ】尾山神社Premium Jazz Live」/同「前夜祭レセプションライブ出演者公開」/同「金城樓で楽しむ JAZZの夕べ2026」(いずれも2026年8月16日確認)
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
