石川県白山市にある白山比咩神社は、読み方でつまずく人がほとんどです。

読み方は「しらやまひめじんじゃ」

白山比咩神社と書いて、しらやまひめじんじゃです。

「はくさん」ではありません。山の名前は「はくさん」と読みますが、神社は「しらやま」です。ここが混乱のもとになっています。

  • 山 … 白山(はくさん)
  • 神社 … 白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)

地元では「しらやまさん」と呼ばれます。

「比咩(ひめ)」は女神を表す古い書き方です。祀られている白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)は、菊理媛神(くくりひめのかみ)と同一とされます。

全国の白山神社の総本宮

白山を信仰する神社は全国におよそ3千社あるとされ、その総本宮がここです。

白山は石川・福井・岐阜にまたがる山で、古くから信仰の対象でした。日本三名山(富士山・立山・白山)のひとつに数えられます。

ご利益

菊理媛神は、縁を結ぶ神とされます。

『日本書紀』に、対立していたイザナギとイザナミのあいだに立って言葉を取りなした、という場面があり、そこから「くくる(結ぶ)」神と解釈されてきました。

そのため縁結びで知られますが、男女の縁に限りません。仕事の縁、人の縁も含めて「結ぶ」神として参拝されます。

境内の歩き方

参道は3つありますが、表参道から入るのが本来の形です。

表参道は杉並木の石段が続きます。長さがあるので、上るのに10分ほどかかります。この参道が白山比咩神社のいちばんの見どころという人も多いです。

境内には御神木の大杉があります。樹齢800年ともいわれるものです。

所要時間は、参拝だけなら30分から1時間。表参道を歩いて上ると、その分が加わります。

奥宮は山頂にある

白山ろくの山あい
白山ろくの山あい

白山比咩神社には奥宮があります。場所は白山の山頂(御前峰)です。

  • 標高2,702m
  • 登山です。参拝ではなく登山の装備が要ります
  • 開いているのは夏のあいだだけ(例年7月から10月ごろ)
  • 山頂まで、麓から片道5時間以上

つまり奥宮は、思い立って行ける場所ではありません。麓の本社(白山比咩神社)とはまったく別の話として考えてください。

奥宮の御朱印は、山頂で登山期間中に受けられます。麓では別の扱いになるので、社務所で確認してください。

御朱印

社務所で受けられます。

  • 本社の御朱印
  • 奥宮の御朱印(山頂、登山期間中)

御朱印帳も頒布されています。時間は社務所の受付時間内なので、夕方に行くと閉まっていることがあります。

アクセス

白山市三宮町。金沢から南へ向かいます。

出発地公共交通
金沢市中心部約40分北陸鉄道石川線で鶴来駅、そこからバスかタクシー
小松空港約50分

車のほうが素直です。電車だと鶴来駅からさらに移動が要ります。

駐車場は境内周辺にあります。ただし初詣の時期は大変混みます。石川の初詣で、混む時期の考え方を書きました。

近くにあるもの

手取峡谷(白山市)
手取峡谷(白山市)

鶴来のまちなみが歩いて回れる距離にあります。造り酒屋や古い建物が残っている町です。

このあたりに泊まるなら白山・鶴来の宿にまとめました。白山ろくの温泉があります。

まとめ

  • 読み方はしらやまひめじんじゃ。山は「はくさん」、神社は「しらやま」
  • 全国約3千社の白山神社の総本宮
  • ご利益は結ぶこと。男女の縁に限らない
  • 奥宮は白山の山頂(標高2,702m)。登山が要る、夏だけ
  • 金沢から車で約40分。公共交通は乗り継ぎが要る

Sightseeing

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