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能美市は加賀平野のほぼまん中、南隣が小松市の市です。金沢から北東へ約20km、金沢駅からIRいしかわ鉄道で能美根上駅まで約30分。能美の観光で行き先になるのは、九谷焼の産地の九谷陶芸村、辰口温泉、根上の松井秀喜ベースボールミュージアム、国の史跡の能美古墳群あたりに絞られます。

この記事では、能美市の公式サイトと各施設の公式の案内で、2026年9月時点の料金と休みを確かめられた場所だけを並べました。施設ごとに休みの曜日がずれるので、先に曜日を決めてから回る順番を組むのが近道です。

能美市の観光で行ける場所と料金

おすすめの行き先を、大人1人の料金と、北陸自動車道の能美根上スマートICからの車の時間で並べました。どこも市の公式サイトの案内です。

行き先大人の料金(円)能美根上スマートICから車(分)休み
九谷焼美術館 五彩館・浅蔵五十吉記念館(共通)43015月曜(祝日は翌平日)
九谷焼美術館 体験館・職人工房(入館)無料15月曜(祝日は翌平日)
松井秀喜ベースボールミュージアム4008火曜
能美ふるさとミュージアム(テーマ展示室)30020月曜・第3火曜
いしかわ動物園84020火曜(祝日は翌平日)
辰口温泉総湯 里山の湯520第2・第4水曜

休みが月曜の施設と火曜の施設があるため、月曜は九谷陶芸村の美術館とふるさとミュージアムが、火曜は松井秀喜ベースボールミュージアムといしかわ動物園が閉まります。能美の観光を1日で済ませるなら、水曜から日曜のどこかに当てると取りこぼしが減ります。ただし里山の湯は第2・第4水曜が休みで、月曜や火曜が祝日だった週は翌日が休みになる施設もあります。

九谷焼の産地・能美で見る、つくる:九谷陶芸村

約370年の歴史がある九谷焼を、見る・知る・作る・買うの4つでまとめて体験できるのが九谷陶芸村です。村の中に市の美術館の4つの館と、10の九谷焼の店舗が集まっています。

五彩館は九谷五彩をイメージした色壁の展示室で、江戸時代から伝わる名品と制作の工程を見られます。浅蔵五十吉記念館は、能美市出身で文化勲章を受けた二代浅蔵五十吉の作品が中心です。2館は共通券で、大人430円、75歳以上320円、高校生以下は無料。開館は9時から17時(入館16時30分まで)です。

体験館と職人工房は入館無料です。体験館では絵付けが900円から2,000円程度、手びねりが2,000円、ロクロが2,500円からと公式が案内しています(受付は16時まで)。職人工房では若手の職人が作業する様子を入口から見学できます。村の中には高さ12.9mの九谷焼ビッグモニュメントも立っています。

毎年5月の連休には九谷茶碗まつりが開かれ、市の案内では全国から約10万人が訪れます。秋は2026年10月17日(土)・18日(日)に九谷陶芸村まつり(秋の茶碗まつり)があり、9時から16時まで、陶芸村に32店が出店する予定です。

九谷焼と輪島塗の違いや、産地の職人と現代作家の話は別の記事で書いています。金箔や漆の体験と比べて選びたい人は、工芸体験の選び方の記事が近道です。

根上の松井秀喜ベースボールミュージアムと、能美古墳群

松井秀喜ベースボールミュージアムの外観 写真:MaedaAkihiko / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
松井秀喜ベースボールミュージアムの外観 写真:MaedaAkihiko / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

松井秀喜ベースボールミュージアムは根上地区の山口町にあり、国民栄誉賞のときに贈られた金バットなどの記念品を展示しています。大人400円、小・中学生100円、園児・幼児は無料。9時から17時まで開いていて、休みは火曜と12月31日から1月2日です。ゴールデンウィーク・お盆・年始は火曜も開きます。無料駐車場があり、小松空港からは車で約10分です。

能美古墳群は、平野に点在する5つの丘の上に約60基の古墳が見つかっている国指定史跡です。なかでも秋常山1号墳は全長約140mで、北陸最大級とされます。出土品は能美ふるさとミュージアムで見られます。入館は無料で、テーマ展示室の観覧が大学生以上300円、65歳以上200円、高校生以下は無料です。

ふるさとミュージアムでは電動アシスト自転車などを2時間無料で借りて古墳群を回れます。ただしレンタサイクルは11月末までで、12月から3月は休止です。

辰口温泉といしかわ動物園、七ツ滝

辰口温泉の総湯「里山の湯」 写真:Mtdsebaspedia / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
辰口温泉の総湯「里山の湯」 写真:Mtdsebaspedia / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)

辰口温泉は、市が開湯1400年・金沢からいちばん近い温泉地と紹介している温泉地です。日帰りで入るなら辰口温泉総湯 里山の湯で、大人520円、小学生まで100円。10時から22時(最終入館21時30分)、第2・第4水曜が休みです。里山の湯と温泉街を結ぶ散策路の途中には足湯もあります。泊まる場合の辰口温泉の旅館は、金沢近郊の宿として別にまとめています。

いしかわ動物園は約23haの敷地にトキやユキヒョウ、コビトカバなどを展示する動物園です。一般840円、3歳以上中学生以下410円。開園は4月から10月が9時から17時、11月から3月は16時30分までに短くなります。

山あいの七ツ滝は、大小7つの滝が全長約1km、総落差約50mで連なる市の名勝です。上流の6つの滝は遊歩道で約400m、10分ほどで歩いて回れて、すぐ近くに駐車場があります。入口の道にはイノシシよけの柵があり、自分で開け閉めして進みます。

能美の観光を1日で回るなら:車の日とバスの日

能美市の見どころは市内に散らばっているので、基本は車です。電車で来る場合は、土日祝だけ走るのみバスの観光ルートを使います。のみバスの運賃は1回100円です。

  • 車の日:能美根上スマートIC → 松井秀喜ベースボールミュージアム(約8分)→ 九谷陶芸村で美術館と絵付け → 能美古墳群 → 辰口温泉総湯 里山の湯
  • 家族の日:いしかわ動物園 → 九谷陶芸村の体験館 → 里山の湯
  • バスの日(土日祝):能美根上駅 → 連携ルートで能美ふるさとミュージアム(約15分)→ 観光ルートで九谷陶芸村(約10分)。松井秀喜ベースボールミュージアムへは能美根上駅から観光ルートで約15分

のみバスの時刻は2026年3月14日に改訂されています。本数が多くないので、行く前に市の時刻表で帰りの便まで確かめてください。

能美だけで1日が埋まらないときは、南隣の小松市の観光や、北の白山市の観光と組み合わせると車の移動が短く済みます。

能美に泊まるなら

能美市は宿の数が多くありません。辰口温泉に泊まるか、南の小松・北の白山まで広げて探すのが現実的です。能美市の宿を中心に、口コミの多い順に3軒。

能美市
天然温泉 九谷五彩の湯 スーパーホテル石川・能美根上スマートインター
口コミ892件
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能美市
辰口温泉 たがわ龍泉閣
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