石川県小松市にある那谷寺は、読み方と料金を先に知っておくと動きやすくなります。
読み方は「なたでら」
那谷寺と書いて、なたでらです。「なたにでら」でも「なやでら」でもありません。
高野山真言宗の別格本山で、養老元年(717年)に泰澄が創建したと伝わります。白山信仰につながる寺です。
拝観料と時間
那谷寺公式の拝観案内による、2026年8月時点の情報です。
| 拝観料(1名) | |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 1,000円 |
| 小学生 | 300円 |
| 幼児 | 無料 |
団体は30名以上で大人900円・小学生200円、100名以上で大人800円・小学生200円です。
拝観時間は9:15〜16:00、年中無休です。
夕方が早いので注意してください。16時に閉まるということは、15時に着くと駆け足になります。紅葉の時期に行くなら、午前中から昼にかけてを想定してください。
なお新庭園・三尊石・了了庵は、現在公開されていません(令和8年3月末までの予定)。料金と公開状況は変わるので、行く前に公式で確認してください。
見どころ

奇岩遊仙境
那谷寺の顔になっている場所です。凝灰岩が浸食されてできた、穴だらけの岩山が境内にそびえています。
もともとこの一帯は海底火山の噴出物でできた地層で、それが波と風で削られて今の形になりました。寺はこの岩を、そのまま信仰の対象として取り込んでいます。
胎内くぐり
岩窟の中を通り抜ける道です。
暗い岩の中を進み、外に出る。母の胎内をくぐって生まれ直すという考え方に基づいたもので、那谷寺の参拝の中心にあたる体験です。
道は狭く、足元は濡れていることがあります。ヒールやサンダルは向きません。
本殿(大悲閣)
岩窟の中に建てられています。国の重要文化財です。
三重塔
こちらも重要文化財。境内の高い位置にあり、岩山とあわせて写真に入ります。
松尾芭蕉の句碑
芭蕉が『おくのほそ道』の途中でここを訪れ、句を残しています。石山の石より白し秋の風。この「石山」は那谷寺の岩山を指すとされます。
所要時間
境内をひと回りして1時間が目安です。
- 奇岩遊仙境を見る
- 胎内くぐりを通る
- 本殿・三重塔を回る
坂と石段があるので、思ったより歩きます。ゆっくり見るなら1時間30分を見ておいてください。
紅葉の時期
那谷寺は紅葉で知られます。見頃は例年11月上旬からです。岩山と紅葉が重なるので、この時期はかなり混みます。
同じ加賀エリアの鶴仙渓とあわせて回れます。詳しくは那谷寺と鶴仙渓の紅葉に書きました。
紅葉期は拝観時間が16時までであることが効いてきます。日が短いので、午後遅くに着くと見る時間がありません。
御朱印
境内で受けられます。御朱印帳も頒布されています。
受付は拝観時間内なので、16時を過ぎると受けられません。御朱印が目的なら、閉門ぎりぎりを狙わないでください。
アクセス
小松市那谷町。
| 出発地 | 車 |
|---|---|
| 金沢市中心部 | 約1時間 |
| 加賀温泉駅 | 約15分 |
| 小松空港 | 約30分 |
加賀温泉郷に泊まる日程なら、組み込みやすい距離です。山代・山中・片山津から近く、車で20分前後です。
公共交通の場合、加賀温泉駅または粟津駅からバスかタクシーになります。本数が限られるので、時刻を先に調べてください。
宿は加賀温泉郷の宿にまとめました。
食事
境内に食事処はありますが、選択肢は多くありません。加賀温泉駅の周辺か、山中温泉に出るほうが選べます。
まとめ
- 読み方はなたでら。717年創建と伝わる
- 拝観料は大人1,000円・小学生300円、拝観時間は9:15〜16:00、年中無休
- 見どころは奇岩遊仙境と胎内くぐり。本殿と三重塔は重要文化財
- 所要時間は1時間
- 紅葉は11月上旬から。ただし16時閉門なので午前から昼に行く
- 金沢から車で1時間、加賀温泉駅から15分
写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
