石川に行く予定があるなら、宿泊系の返礼品がいちばん実利があります。食べ物と違って冷蔵庫の場所を取らず、旅費がそのまま浮くからです。
ただ、ひとくちに宿泊系といっても3つの形式があって、使い方がまるで違います。そこを取り違えると、せっかく寄附したのに使えないということが起こります。
まず、3つの形式を見分ける
| 形式 | 中身 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 宿泊券 | 特定の宿の、特定のプラン(ペア1泊2食など)に引き換える | 泊まる宿を決めている |
| 宿泊補助券 | 決まった金額分を、その宿で使える。金額を選べるものもある | プランは現地で決めたい |
| 楽天トラベルクーポン | 楽天トラベル上で、対象施設の予約に使えるクーポン | 楽天トラベルで予約する |
宿泊券はプランまで決まっているので、「その日程で2名」が動かせないと使いにくい。補助券やクーポンは自由度が高いぶん、有効期限と対象施設の範囲を確かめる必要があります。
加賀温泉郷 — 宿を決めて取るなら
加賀市には、山中温泉のかよう亭、山代温泉のべにや無何有といった宿のペア宿泊券が並びます。露天風呂付きの客室、石川県産のずわい蟹が1杯付くもの、全館貸切のプランまであります。
加賀温泉郷は山代・山中・片山津・粟津の4つ。どこに泊まるかで雰囲気が変わるので、宿を決める前にこちらを。
和倉温泉と能登 — 補助券という選び方
七尾市は、和倉温泉の宿泊補助券(金額を選べるもの)のほか、能登の味覚プランのペア宿泊券、百年町家に泊まる民泊の宿泊券、能登島ゴルフ&カントリークラブのプレー券まであります。
和倉温泉の対象施設で使える楽天トラベルクーポンも出ています。いずれも商品名に「能登半島地震復興支援」と付いているものが多く、泊まりに行くこと自体が支援になります。
金沢は「体験」で取るという手もある
金沢市には宿泊券よりも体験型が充実しています。シルクのストールを藍染めまたは草木染めする、藍染めの糸でテーブルセンターを織る、リトグラフを刷る、乗馬を30分。加賀友禅と金沢旅行を組み合わせた大人2名分のプランもあります。
宿は自分で取って、現地で何をするかをふるさと納税で用意しておく。そういう組み立て方もできます。
いつ申し込むか
- 12月31日までの寄附が、その年の控除の対象になります
- 宿泊券は届いてから予約する形が多く、人気の宿は先の日程から埋まります
- 有効期限があるので、行く時期が決まってから申し込むほうが安全です
- 年末年始・お盆・連休が除外されることがあります。その時期に行くつもりなら要確認
ふるさと納税は住民票のある自治体からは返礼品を受け取れません。石川県にお住まいの方は、県内の別の市町を選んでください。
- 楽天ふるさと納税 各自治体ページ(返礼品・形式の確認:2026年8月21日)
- 各自治体のふるさと納税に関する公式ページ
- 総務省「ふるさと納税の指定基準等について」
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
