金沢のランチは高い。そう感じたことがあるなら、たぶん立っている場所の問題です。近江町市場の海鮮丼は2,900円前後、寿司のセットなら3,000円を超えます。旅の1食としては納得の値段でも、毎食それでは財布がもちません。
いっぽうで、地元の人が普段食べている金沢のランチは、今も1,000円を切ります。その差はどこから来るのか。エリアとジャンルの選び方から整理しました。
金沢のランチ相場は、エリアで倍近く変わる

- 近江町市場・ひがし茶屋街: 海鮮丼2,500〜3,000円台、寿司のセット2,200円〜。観光の1食として楽しむ場所
- 金沢駅ナカ: 1,000〜2,000円台が中心。時間の正確さにお金を払うイメージ
- 片町・香林坊: 夜は高いが、ランチタイムだけ値段が落ちる店が多い
- 中央市場・駅西・郊外: 700〜1,000円台。地元の生活圏の値段
観光エリアから2kmずれるだけで、同じ金沢とは思えないほど値段が変わります。安く食べたい日は、まずエリアを移すのがいちばん効きます。
1,000円以下の鉄板ジャンル

金沢カレー
濃くて黒いルー、ステンレスの皿、上に載るキャベツ。金沢カレーは1,000円以下で腹一杯になれる金沢名物です。
- チャンピオンカレー: チャンピオンカレー(ミニ)770円、レギュラー820円。Lカツカレーはミニ1,050円(野々市本店の税込価格)
- ゴーゴーカレー: ゴーゴーカレー中盛り780円。2026年7月に金沢エムザ地下1階へ新店がオープンし、閉店した「キッチンユキ」とのコラボで金沢ブラックカレー(中盛り950円)も出しています
8番らーめん
石川県民のソウルフード。野菜らーめんは味噌・塩・醤油・バター風味のどれも759円、小サイズなら682円です。旅先で野菜が不足しがちな身には、この一杯がありがたい。県内どこにでもあるので、移動中の保険としても優秀です。
市場の食堂
近江町ではなく、金沢市中央卸売市場(西念)の側です。市場で働く人が食べる食堂が並んでいて、定食と丼が地元の値段で出てきます。魚を安く食べたい日はここが本命です。
名物を「安く」食べる考え方

金沢名物をあきらめる必要はありません。頼み方でだいぶ変わります。
- ハントンライスは小盛りで: 発祥の店とされる片町のグリルオーツカでは、ハントンライス(小)が1,100円前後。まずは小で味を知るのが賢い頼み方です
- おでんは単品で: 金沢おでんはコースにしなくても、車麩やバイ貝を1本ずつ頼めます。数品+ごはんなら十分安く収まります
- コロッケで昼を軽くする: 近江町市場の近江町コロッケは250〜480円。昼を軽くして夜に回す日の選択肢です
時間をずらすという手
片町や香林坊の店は、夜は高くてもランチタイムだけ別価格を出していることがよくあります。夜に行けば5,000円のコースを出す店が、昼は1,000円台の定食を出す。金沢に限った話ではありませんが、繁華街ほどこの落差が大きい街です。
もうひとつ、市場の食堂は昼の回転が早い時間帯(11時台と13時半以降)が狙い目。行列に並ぶ時間も、旅では立派なコストです。
まとめ
金沢で安くランチを食べる方法は、単純です。観光エリアから少し外れる。金沢カレーか8番らーめんか市場の食堂を知っておく。名物は小盛りか単品で味を見る。この3つで、1食1,000円以下の日が普通に作れます。浮いたぶんは、夜の寿司かおでんに回してください。
- チャンピオンカレー 公式サイト メニュー(野々市本店の税込価格)
- ゴーゴーカレーグループ プレスリリース「ゴーゴーカレー金沢エムザ店オープン」(2026年7月)
- 8番らーめん 公式サイト メニュー
- ほっと石川旅ねっと ブログ「近江町市場で食べ歩きおすすめ10店」(石川県観光連盟)
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