金沢市千日町、犀川にほど近い暮らしの残る通りに「青星(あおぼし)」はあります。季節の豆花(トウファ)と自家焙煎珈琲を看板に、スコーンやドーナツ、中国茶までそろう小さな喫茶店。営業は金曜から月曜までの週4日、11時から18時までです。

兼六園やひがし茶屋街のような観光の華やかさとは違う、金沢の”ふだんの時間”が流れる場所。それでも、この店の豆花を目当てに遠くから足を運ぶ人が後を絶ちません。

季節の果実をのせた豆花。春から秋までの限定です

季節の果実をのせた豆花。春から秋までの限定です

季節ごとに変わる豆花が、この店の合図

青星の名物は、台湾生まれの豆乳スイーツ「豆花」。春から秋までの季節限定メニューで、月替わりで中身が入れ替わり、たとえば7月はスパイス漬けのパイナップルコンポートを主役に、緑豆、白キクラゲ、ジンジャー、杏、キウイ、梅が彩りを添えます。合わせる一杯には中国茶の用意もあります。寒い時期は豆花の提供がお休みになるため、目当てにするなら春から秋のあいだに訪ねてください。

特筆したいのは、豆花の原料の一部を、同じ通りのお豆腐屋さんから仕入れていること。ご近所のお豆腐屋さんの味が、路地ひとつ挟んだ喫茶店で台湾スイーツに姿を変える。ご近所の関係がそのまま一皿になっています。

月替わりで中身が変わる豆花

月替わりで中身が変わる豆花

自家焙煎の珈琲と、手づくりの焼き菓子

レモングレーズのドーナツなど、手づくりの焼き菓子

レモングレーズのドーナツなど、手づくりの焼き菓子

コーヒーは自家焙煎。紅茶やハーブティー、自家製ジンジャーエールに、季節の果物を使ったジュースまで、飲み物の層が厚いのもうれしいところです。初夏にはスモモのジュースや梅のアールグレイソーダといった、その時期だけの一杯が登場します。

季節の果物を使ったドリンク

季節の果物を使ったドリンク

フードはスコーン、ドーナツ、シナモンロール、トーストなどの焼き菓子・軽食が中心。ドーナツやシナモンロールには、きび砂糖とラム酒を使った自家製バニラアイスを添えられます。スコーンのクリームは夏場は酸味のある配合にするなど、細部まで季節に合わせて手が入っています。

作家の器やイベントと、ゆるやかにつながる店

青星は一軒で完結する店ではなく、金沢周辺の作家やカフェとゆるやかにつながりながら動いています。近隣ギャラリーでの個展にあわせたカフェイベントにパンを提供するなど、店の外でもその名前を見かけることがあります。

店先の草木を強風の日には店内へ避難させるような、小さなものを大切にする空気もこの店らしさ。

アクセスと知っておきたいこと

場所は金沢市千日町8-17。ふらっとバス長町ルート「千日町」停留所から徒歩1分、アピタ金沢からは徒歩4分ほどです。専用駐車場はないため、車の場合は近くのコインパーキング(三井のリパーク千日町など)を利用してください。

お会計は現金のみ。営業は金曜から月曜の11時から18時で、火・水・木曜が定休です。月ごとの営業予定はInstagramで告知されるので、出かける前に確認しておくと安心です。

編集部より

豆花目当てでも、珈琲目当てでも満足できる一軒。月替わりの豆花は売り切れることもあるので、狙うなら早めの時間帯がおすすめです。(春から秋までの限定メニュー)千日町の路地歩きとあわせて、金沢の日常側の魅力をゆっくり味わってください。

お店の様子

青星の店内青星の店内青星の店内青星の店内青星の店内青星の店内
店舗名:青星(あおぼし)
住所:石川県金沢市千日町8-17
営業時間:11:00-18:00(金曜〜月曜)
定休日:火曜・水曜・木曜
支払い:現金のみ
アクセス:ふらっとバス長町ルート「千日町」停留所より徒歩1分/アピタ金沢より徒歩4分
駐車場:専用駐車場なし(近隣コインパーキングを利用)
Instagram:@aoboshiya
Things to Do

この店の近くで、遊ぶ

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