旅先でテイクアウトが欲しくなる場面は、だいたい決まっています。ホテルの部屋で気楽に飲みたい夜。雨で出歩きたくない日。そして帰りの新幹線。
金沢は、この3つとも解決できる街です。市場があり、名物が持ち帰れる形をしていて、駅弁の歴史も古い。持ち帰りという視点で金沢の食を並べ直してみました。
市場で買って帰る

いちばん金沢らしいのは、近江町市場での調達です。刺身や惣菜はもちろん、そのまま食べられるものが揃っています。
- 近江町コロッケ: 250〜480円。昔風コロッケや肉コロッケのほか、のどぐろやカニクリームなど海の幸を使ったものも。8:00〜16:00で、売り切れ次第終了
- 大口水産 焼き焼きコーナー: ホタテ串500〜550円、のどぐろ干物1,200円、能登牛ねぎま1,550円など。9:00〜15:30ごろ
- 刺身・惣菜: 鮮魚店で柵を買えば、ホテルの部屋で好きなだけ切れます
金沢おでんは持ち帰れる?
店によります。おでんは容器の問題があるので、全店が対応しているわけではありません。ただし近江町市場エリアの「市場めし あまつぼ」は8:00〜21:00と営業時間が長く、朝から夜まで開いている数少ない存在。長町武家屋敷跡の鏑木食堂は10:00〜18:00と昼型です。持ち帰りの可否は店ごとに違うので、その場で聞くのが確実です。
もうひとつ、金沢駅の駅ナカにも「かなえきのちくわ」など、種を買って帰りやすい形の店があります。ホテルが駅近なら、これがいちばん手軽です。
カレーと洋食は持ち帰りの本命

金沢カレーは、そもそも持ち帰りと相性がいい料理です。
- チャンピオンカレー: チャンピオンカレー(ミニ)770円から。ルーが濃いので冷めても味がぼやけません
- ゴーゴーカレー: 中盛り780円。2026年7月にオープンした金沢エムザ地下1階の店では、金沢ブラックカレー(中盛り950円)とそのレトルトパック(550円)も扱っています。レトルトは土産にも回せます
- グリルオーツカ: ハントンライス発祥とされる片町の洋食店。テイクアウトに対応しています
新幹線で食べるなら駅弁

金沢駅の駅弁といえば大友楼です。明治31年、金沢駅の開業と同時に駅弁を始めた老舗の料亭で、金沢百番街あんとに店を構えています。加賀料理の代表格である治部煮が入った「利家御膳」は1,350円(税込)。
駅弁は帰りの新幹線で開ける瞬間まで含めて旅の一部です。買うのは出発の直前でいいのですが、あんとの買い物エリアは20:00までなので、遅い便の人は先に確保しておくのが安全です。
買う時間帯まとめ
- 朝〜昼: 近江町市場(コロッケ・串・刺身)、中央市場の惣菜店
- 昼〜夕方: カレー各店、洋食のテイクアウト
- 夕方〜夜: 駅ナカの飲食、おでんの持ち帰り対応店
- 出発直前: 金沢百番街あんとの駅弁(買い物エリアは20:00まで)
まとめ
金沢のテイクアウトは、時間割さえ間違えなければ困りません。市場は昼まで、カレーは日中いつでも、駅弁は最後に。ホテルの部屋で日本海の刺身をつまむ夜は、店で食べるのとはまた別の、金沢らしい時間になります。
- ほっと石川旅ねっと ブログ「近江町市場で食べ歩きおすすめ10店」(石川県観光連盟)
- 金沢旅物語(金沢市観光協会)「金沢おでんが食べられるお店 エリア別リスト」
- チャンピオンカレー 公式サイト、ゴーゴーカレーグループ プレスリリース(2026年7月)
- 大友楼 公式サイト(駅弁・百番街あんと店)、金沢百番街 公式サイト(営業時間)
Sightseeing
この記事に出てくる観光スポット
本文で触れた場所です。開いている時間や料金は、それぞれのページにまとめてあります。
