能登島の周りの七尾湾には、野生のミナミハンドウイルカが定住しています。水族館ではなく、湾にいるイルカです。
会いに行く方法はいくつかあって、船の上から見るのか、水に入って一緒に泳ぐのかで、まったく別の体験になります。どれを選ぶかで、必要な持ち物も、連れて行ける人も変わります。
濡れずに会う:ドルフィンウォッチング

船に乗って、湾に出て、イルカを探します。水着は要りません。服のまま乗れます。
小さな子どもや、泳ぎが得意でない人と一緒でも行けるのはこの形です。ただし相手は野生なので、会えない日もあります。そこは受け入れて出かけるものだと思ってください。
水に入って会う:シュノーケリング
ウェットスーツを着て、海に入ります。イルカのほうから近づいてくることがあり、目が合う距離まで来る日もあります。
海に浮かんでいられることが前提になるので、泳ぎに不安がある人には向きません。逆に、一度これをやると船の上から見る体験には戻れない、という人もいます。
景色ごと楽しむ:クルージング

イルカだけを目的にせず、能登島の海岸線を回りながら探す形です。イルカに会えなくても、湾の景色と船の時間が残ります。
「絶対に会いたい」より「会えたら嬉しい」くらいの気持ちで行く人には、これが合います。
イルカに会う3つの方法と、日が沈んでから始まる海ほたるの話。
日が落ちてからの能登島
能登島には、夜の海が青く光る海ほたるの体験もあります。イルカが昼の海だとすれば、こちらは夜の海です。
同じ島で昼と夜の両方をやると、一日が濃くなります。日帰りではもったいないので、島か七尾に泊まる前提で組むのがおすすめです。
いつ行けるか
イルカは通年で七尾湾にいますが、海に入る体験は水温の関係で夏を中心にした季節限定です。船から見る形は季節の幅が広めです。
催行の可否は当日の海の状態で決まります。風が強い日は出られません。旅程の最終日に入れると、中止のときに振り替えができないので、余裕のある日に置いてください。
持ち物と服装
- 船から見る場合:普段着で問題ありません。ただし海の上は風が強く、夏でも体感温度が下がります。羽織るものを1枚
- 水に入る場合:水着を下に着ていく。タオル、着替え、濡れてもいいサンダル
- 共通:帽子とサングラス。海面の照り返しは思っているより強い
- 酔いやすい人:酔い止めを、乗る30分前に
スマートフォンで撮るなら、防水ケースがあると安心です。船の上は水しぶきが来ます。
会える確率について
野生動物なので、100%はありません。ただ、七尾湾のイルカは定住していて、湾から出ていかない群れです。渡り鳥を探すのとは事情が違います。
とはいえ、その日どこにいるかは日によります。「会えたら嬉しい」で行ったほうが、結果的に満足度は高くなります。
能登島までの行き方

能登島へは和倉温泉の側から能登島大橋、あるいは中能登側からツインブリッジのとが架かっています。どちらも車で渡れます。
公共交通で島の中を回るのは現実的ではありません。金沢から車で向かうか、和倉温泉に泊まって島へ渡るのが基本の形です。
前後に何をするか
午前にイルカ、午後は島の中や和倉温泉、という組み方ができます。能登島には水族館もガラス美術館もあります。
和倉温泉に泊まれば、朝から海に出て、夕方には温泉に入るという一日が組めます。
中止になったときのために
海のことなので、風や波で中止になる日があります。
連泊しているなら翌日に振り替えられます。日帰りで来ていると、その日は代わりの予定が要ります。能登島や七尾で行ける場所を、あらかじめ1つ用意しておくといいです。
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