石川県能美市の山あい、鍋谷町に「302番地」という古民家の複合施設があります。築70年を超える木造家屋を改装したこの場所のシェアキッチンに、月に数日だけ現れるのが、姉妹ふたりで営む「PONTAN cafe(ポンタンカフェ)」です。店名は、ふたりの飼い猫「ポンタン」からもらったのだそうです。
営業は10時半から16時まで。金沢駅からは車で40分ほどかかりますが、open看板が出る日を心待ちにして通うファンがいるカフェです。どんな場所なのか、詳しく紹介します。
古民家の複合施設「302番地」に、月数日だけ開くカフェ
会場となる「302番地」は、築70〜80年の空き家をリノベーションして2025年5月に生まれた施設です。囲炉裏や欄間、和室がそのまま残されていて、新しさと懐かしさが同居する独特の温かさがあります。過疎地域に人の集まる場所をつくろうと、シェアキッチンや間借りスペースを開放しているのも特徴です。
PONTAN cafeは、このシェアキッチンを間借りして月1〜数日だけ営業しています。金沢在住の姉妹は平日それぞれ本業を持っていて、「無理せずできるペースで続けていきたい」と話しています。2026年の7月・8月は準備期間として、メニューの試作や雰囲気づくりにじっくり取り組んでいて、9月27日のオープンから、新しくなったお店で皆さんを迎える予定です。営業日はInstagramの営業カレンダーで発表されるので、出かける前に確認しておくと安心です。
おばあちゃんのレシピから生まれたババロアと、試作を重ねたチーズケーキ
看板メニューはヨーグルトババロア(¥650)とチーズケーキ(¥750)です。ババロアは姉妹のおばあちゃんのレシピを改良して受け継いだもので、チーズケーキは姉のMAKIさんが「重すぎず、軽すぎず、ちょうどいい」を目指して試作を重ねて完成させました。MAKIさんは「アレンジは自由に、でも基本は丁寧においしくを大切にしています」と語っていて、その言葉どおりの実直なおいしさが伝わってきます。
ドリンクはカフェラテ(¥600)などがそろっています。お菓子は数に限りがあるため、確実に食べたい方はInstagramのDMで予約やお取り置きをお願いしておくのがおすすめです。
絵本から抜け出したような、動物たちが集まる世界観
妹のHARUKAさんが思い描くのは、「絵本の中に出てきそうな、森の中で動物たちが集まってほっと安心できる」お店だといいます。実際、山に囲まれた鍋谷町の静けさと古民家の落ち着きが合わさって、扉をくぐると絵本のページをめくったような気持ちになります。
その世界観を象徴するのが、いぬをモチーフにした動物クッキーです。ひとつひとつ表情の違う姿がかわいらしく、手土産に選ぶ人も多い人気者です。駐車場は施設の前にあるので、車でのんびり訪ねてみてください。
お店の様子
お店の雰囲気
編集部より
「月に数日だけ」と聞くとハードルが高そうですが、だからこそ営業日が待ち遠しくなりますし、姉妹が無理のないペースで丁寧に作るお菓子には、毎日開く店とは違う特別さがあります。囲炉裏のある古民家で、猫の名前がついた小さなカフェのご褒美時間を、ぜひ味わってみてください。
店舗名:PONTAN cafe(ポンタンカフェ) 出店場所:302番地(石川県能美市鍋谷町ト302) 価格帯:〜1000円(ヨーグルトババロア¥650、チーズケーキ¥750、カフェラテ¥600ほか) 営業時間:10:30〜16:00 営業日:月1〜数日の不定期(Instagramの営業カレンダーをご確認ください) Instagram:@pontan_cafe
この店の近くで、遊ぶ
ごはんの前後に、ちょうど時間が使える体験です。




















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