能美市の山あいにある鍋谷町。その古民家をまるごと改修して生まれたのが「302番地(さんまるにばんち)」です。コーヒーを飲める場所であり、雑貨屋であり、シェアキッチンであり、こども食堂でもある。ひとつの言葉では説明しきれない、いろんな顔を持った複合施設です。

営業しているのは木・金・土の10時から16時まで。過疎が進む地域で、人が集まる理由をひとつずつ育てているような場所です。

古民家がまるごと「みんなの場所」になる

302番地には、決まったひとつの業態がありません。おいしいコーヒーや雑貨が並び、オフィスやシェアキッチンとして使われ、有機農業やブックトレード、こども食堂の活動もここで動いています。過疎地域の古民家を、地域の人も外から来た人も居場所にできるかたちへと改修した拠点です。

だから訪れるたびに景色が少しずつ違います。棚の雑貨が入れ替わっていたり、奥で誰かが作業していたり。用事がなくても立ち寄れる、そんな懐の深さがあります。

302番地の広い土間の店内

日替りで店が入れ替わるシェアキッチン

302番地の楽しみのひとつが、シェアキッチンに日替りで出店するお店たち。kotto cafeKitchen amamPONTAN cafeといった違う作り手が日ごとに厨房に立ち、その日ならではのごはんやスイーツを出しています。いつ行っても同じではない、という点がむしろ通いたくなる理由になっています。

どのお店がいつ入るかは、Instagramの営業カレンダー投稿で案内されています。お目当てがある日を狙って出かけるのもいいし、その日の顔ぶれに任せて出会いを楽しむのもいい。訪れる側が選べる自由さがあります。

302番地で味わえるドリンク

「働く」や「移住」まで受けとめる拠点

302番地はカフェの枠を超えて、能美市への移住や地域での働き方を考える人の入口にもなっています。移住体験ツアーや「移住と働く」をテーマにしたイベントも開かれ、鍋谷町という土地を実際に歩いて知る機会が用意されています。

ここで一杯のコーヒーを飲むことが、地域とのはじめの接点になる。そういう役割を静かに引き受けている場所です。

302番地の物販スペースとカウンター席

訪れる前に知っておきたいこと

場所は能美市鍋谷町ト302。営業は木・金・土の10時から16時までで、日によって出店するお店や催しが変わります。出かける前にInstagramの営業カレンダーを確認しておくと、その日の中身が分かって安心です。問い合わせはInstagramのDMか、プロフィールのLINEから受け付けています。

302番地のドリンク

編集部より

コーヒーを飲みに行ったつもりが、地域のいまに触れて帰ってくる。302番地はそんな寄り道が似合う場所です。何が待っているか分からないぶん、行くたびに小さな発見があります。まずは営業日をカレンダーで確かめて、鍋谷町まで足をのばしてみてください。

店舗名:302番地(さんまるにばんち)
住所:石川県能美市鍋谷町ト302
営業時間:10:00-16:00
定休日:木・金・土のみ営業(営業日はInstagramの営業カレンダーをご確認ください)
問い合わせ:Instagram DM / LINE(プロフィールのリンク)
Instagram:@302banchi
Things to Do

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ごはんの前後に、ちょうど時間が使える体験です。