能登は、観光地化されきっていない静かな土地です。中能登・七尾・輪島・珠洲と、里山や海辺にぽつぽつと個人店が佇んでいます。車で田畑を抜けて辿り着くような一軒も少なくありません。にぎやかさはないけれど、その土地でしか流れない時間があります。
2024年の能登半島地震のあと、被災した店が場所を移して営業を続けていたり、少しずつ再開していたりします。能登の個人店に足を運ぶことは、旅の楽しみであると同時に、その土地を応援することにもつながります。個人店選びの基本は石川の個人店の選び方・完全ガイドにまとめています。
里山の「わざわざ行く」一軒を味わう

能登の個人店は、便利な場所にあるとは限りません。それでも、わざわざ行く価値のある一軒があります。中能登町のmii cafeは、カウンター3席だけで、能登の野草を使ったブレンドティーと季節のアフタヌーンティーを出す小さなカフェ。田んぼと里山に囲まれた場所にあり、遠方から通うファンも少なくありません。
こうした店は席数が少ないので、予約をしてから訪ねるのが基本です。営業日やその日のメニューはInstagramで発信されることが多いので、出発前に確認しておきましょう。
能登を旅するときに気をつけたいこと
復興が続く地域なので、道路の状況や店の営業が通常と異なることがあります。訪ねる前に、公式のSNSや電話で最新の営業状況を確認してください。予定を詰め込まず、ゆとりを持って向かうと、能登の時間をしっかり味わえます。
「行くべきだから行く」のではなく「行きたいから行く」。その気持ちに誠実に応えてくれるのが、能登の小さな個人店です。無理のない範囲で、好きなお店に足を運ぶことが、いちばんの応援になります。
まとめ ― 能登の一軒に、会いに行く
能登は、静かな里山に「わざわざ行きたい」一軒が点在するエリアです。予約と営業確認を忘れずに、ゆとりを持って訪ねてみてください。足を運ぶこと自体が、その土地の応援になります。「石川まんでいいところ」では能登の個人店も紹介しています。掲載店の一覧から、次に会いに行く一軒を探してみてください。
写真提供:石川県観光連盟/ほっと石川旅ねっと
